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子供の頃言えなかったのは「ごめんなさい」と「君が好き」でした

向こうから小学生男子が
ブツクサ言いながら歩いてくる。

「ワレワレハ ウチュージンダ。。ワレワレハ ウチュ・・」

🦑くりかえし

令和でもソレやるコいるんだ!!
今でもそのネタがフレッシュなままなことに驚いた。
だが惜しい。

手をのどに!!
小刻みに当ててびよよ~~んって声に変換せぃ!!

すれ違いざま、その小学生の背中に
くるくるっぴ、と「教育的指導」のゼスチャーを心の中で放った。

しかし昭和推奨の私は嬉しかった。
令和を生き抜くこれからの子が昭和ネタを楽しんでいることが嬉しかった。ご家庭の扇風機の前で存分に地球侵略してほしい。

え、やっぱり?

昭和と言えば、これがこの夏私ら夫婦の課題図書になった。
随分前に読んだのに、理解できてない、よく覚えてないので
読み返そうって。
全巻引っ張り出し、エアコンガンガンきいたリビングにどんと山積み。

「なんのはなしですか効果」を検証するために引用させていただく
浦沢直樹氏「20世紀少年」21巻より


このシーンでは、
万博に行かれるか行かれないかが大問題だったが
そのせめぎあいこそが夏休みの万博を象徴すると主人公が説いている。
(・・と私は思う)
駄菓子菓子だがしかし
聞いてる側には全く伝わっていない。

ここで「なんのはなしですか」効果がじわりときいてくる。
いつでも行かれる終わらない万博。
昭和より時代が進み主人公らが大人になった世界で
思い出の万博が全く違う都合のいい物にされちまっている。
それを読者に再認識させているのだ。

私らよりちーとばっかお兄ちゃん世代が主人公。
遊びを止めない「ともだち」にリアル正義の味方ごっこを再現させられる。
子供時代とは逆の「悪の手先側」として。
でも結局地球を守ったのは・・。

光が当たる子とそうでない子はいつだっているんだ。
そしてあのとき言えなかった言葉は言わなきゃいけない言葉だった。

なんのはなしです課祝、(👈一発変換でこう出たマイPC)
あ、界隈は今日もにぎやか。

「なーんだ、こんなところになんのはなしですかがあったんじゃん💛」
ずっと一緒にいたなんてね。
うふ💛

昭和っぽい値札・・!!
スーパーでバイトしてたとき
カッシャンカッシャン付けたっけなぁ
🍀62日目
そう言えば孫1号が
「よっこらしょーいち」って言ってた
惜しいんだよなぁ・・


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