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ローソク足について

どうも皆さんおはこんばんにちは。

ポカリスキーです。

今回はついにノウハウに触れていきます。

トレードするにはなくてはならない存在、

ローソク足とはなんぞや?

をテーマに記事を書いていこうと思います。

これを読むだけでもトレードの目線が見極められるようにあなたもなります。

ローソク足について


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上図はローソク足と

ローソク足の生成過程のモデル図になります。

ローソク足はリアルタイムで値動きを表示する。過去の値動きを簡潔明快に表示する。

この二点において、

他のどのインジケーターよりも

優れています。


したがって、トレードを行う際には、まずローソク足を観察するということが重要となります。
上図にも示してありますが、

ローソク足には、始値、終値、高値、安値の四つの値があります(四本値)。

特に終値が重要となってきます。


移動平均線も、ローソク足の終値を基準に算出されています。

なぜ、終値が重要なのか。


すこし専門的なお話をします。

高値や安値というのは、大多数のトレーダーが、それを容認しなかった値。

つまり、トレーダーたちの間で合意形成に至らなかった価格のことです。
ですから、高値をつけたあと、そこを天井として相場は下がり、安値は逆に、底として相場が上がります。

高値とは、売ったほうがいいと考えたトレーダーが多かった証拠であり、
安値は買ったほうがいいと考えたトレーダーが多くいた証拠です。


では、始値はどうか。

始値は、その足のスタート時点で、この価格で買いたい、または、売りたいと考えたトレーダーが一定数存在した証拠です。


しかし、その価格は高すぎる、または安すぎると考えた他のトレーダーたちが注文を入れることで、ローソク足が発生します。


始値で、すべてのトレーダーの合意が形成されれば、価格は動くことなく、ローソク足も一切生まれません。


四本値のなかで、唯一、終値だけが、参加しているトレーダーたちの間で合意が成った価格なのです。

さまざまな理由はありますが、とにかく、

多くのトレーダーたちが売りも買いもしなかった。それが終値です。

大多数のトレーダーにより容認され、合意された価格だからこそ、終値がもっとも重要視されるのです。

さて、

ローソク足を観察するときに重要なポイントは、以下の三つです。

1. 陽線および陰線の数
2. 実体の長さ
3. ヒゲ
1. 陽線および陰線の数

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上図は典型的な下降トレンドです。
20EMA をブレイクして、

再び実体がタッチするまでの陽線と陰線の数は、陰線 22 本、陽線 13 本です。
ときに、見落としがちなのですが、

上昇トレンドにおいては、

陽線の数>陰線の数であり、

下降トレンドでは、

陰線の数>陽線の数です。


陽線が多い相場=上昇トレンド→ロングエントリー。
陰線が多い相場=下降トレンド→ショートエントリー。


これがローソク足の観察における

基本中の基本です。

2. 実体の長さ

ローソク足の中には、ときに、目立って長い足が出現することがあります。

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上図にも示してありますが、

こうした実体の長いローソク足は

「トリガー」

と呼ばれます。

トリガーの出現は、新たなトレンドの発生を示すことが多く、上図においても、その後にトレンドが生まれています。
視覚に訴えてくるほどの長いローソク足が出現した場合は、できるかぎり速やかに、そちらの方向にポジションを持つように心がけてください。
また、

トリガーはトレンドの途中よりも、レンジの直後に発生したものの方が、より強い効果を発揮します。


トリガーの長さについては、特にきまった規定はありません。過去の足の長さとの相対差ということになります。

3. ヒゲ

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再びローソク足と生成過程のモデル図です。
価格は矢印に従って推移していき、一本のローソク足が完成します。

「その時間内(1 時間足なら 1 時間、日足なら 1 日)に、いったんは価格をつけたものの、相場参加者たちにより容認されず、押し戻されてしまった価格帯」

これが

上下のヒゲです。

高値(上ヒゲの先端)や安値(下ヒゲの先端)は、それ以上、価格が上がったり下がったりすることを望まない一大勢力が存在し、彼らによって価格が押し戻された跡なのです。


このことから、高値や安値は抵抗ポイントして機能することが多く、たとえば、4 本値に水平線を引く際、高値と安値は、ヒゲの先端に引きます。
そのラインでのブレイクまたは反転が、明確なエントリーの基準となってきます。


上下を問わず、ヒゲの長さは、きわめて重要な情報を含んでいます。
長ければ長いほど、抵抗勢力が強大であったことを示しています。

特に天井圏の長い上ヒゲ、底値圏での長い下ヒゲは、しばしば、トレンド転換のサインとなります。

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白○の部分は、天井圏、底値圏に、それぞれ長いヒゲが出現して、その後、トレンドが転換しています。

天井圏で出現した上ヒゲは「抵抗帯」

を、

底値圏で発生した下ヒゲは「支持帯」

を表しています。


どちらも、多くの相場参加者により、合意が拒絶された価格帯だということです。


したがって、天井圏の上ヒゲ、底値圏の下ヒゲが出た場合は、トレンドの転換を狙ってエントリーするという戦略が立てられます。


むろん、移動平均線や水平線も併せて考えなければなりませんが。


ちなみに、ローソク足の並びパターンについてですが、、、

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どこかで、こうしたローソク足の並びのパターンを見たことがあると思います。
いわゆる

「酒田五法」

というやつです。

これに関しては、

使えるときもあるし、

使えないときもある。


つまり、確率は 50%ということです。


基本的には、あまり当てにはならないと考えたほうがよいでしょう。
理由は、多くの場合、ローソク足の並びパターンは後付けであるからです。
完成したチャート上で、この並び方のときは上がる、このときは下がると言うのは、言い換えると、バイナリーオプションなどのサインツールと同類ということになってしまいます。
酒田五法を知識として学ぶことは悪くはありませんが、過度の期待や信頼は置かないように気をつけてください。

いかがでしたでしょうか?

FXを始めるにあたって誰もが目にし、翻弄されるローソク足とはなんなのか理解できたでしょうか?

ここまで詳しく解説している本を探すのも一苦労でした。全てのトレーダーが着目し常に相場に出ているシグナルにも関わらず蔑ろにされやすいローソク足の基本を身につけて日々のトレードに活かしていただければ幸いです。

私がトレードを教わった億トレーダーの師匠にもローソク足は徹底的にと口を酸っぱくして言われました。

ローソク足だけでも勝てているトレーダーがあると言われるくらいなので深く学んで損はないと思います。

今回はFXの基礎の基礎でもあるローソク足のnoteを読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️

次の投稿もお楽しみに‼️

そんじゃ、またな。

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