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ローフリペラ作ります!

ローフリペラ作ります。
その①
今回作製するタイヤの仕上げ径は22.5㎜です。

いきなり専用機器ですみませんが、加工はこのモッドファッションからスタートです。
これでタイヤ径をを24㎜くらいに削ります。

削りカス飛散防止カバーはseriaのフィギュア飾る台の小さい方がジャストサイズです。

ローフリペラ作ります。
その②
モッドファッションver.3で削ったのがコレです。
今回の作製工程的には初期の荒削りですが、そのまま使えるくらいに表面はキレイです。
さすがはペラタイヤ作製専用機器です。

ローフリペラ作ります。
その③
今回はカーボン強化のディッシュを使います。
荒削り後加工用ホイールから取り外し、冷ましたタイヤを嵌めてみます。
これでΦ23㎜ジャストくらいです。
今度はホイール側を加工して行きます。
リブの径は23.5㎜なんでリブをカットするか、削るかしないといけません。

ローフリペラ作ります。
その④ (貫通ホイール作製)
Φ1.8㎜の真鍮パイプを使います。

パイプを長さ25㎜にカット、内面のバリ取りに1.4㎜のキリを通します。

パイプ先端をシャフト穴の深さ分(7.5〜8㎜)残してドリルチャックにセットします。
スペーサー活用して下さい。

パイプをホイールに差込みます。

1.4㎜のキリで貫通させます。
径が小さいので、押しつけて力を入れなくても切れていきます。

パイプを外し、今度は1.8㎜のキリを通します。
こちらも下穴があいてるので、力をかけなくても回すと切れていきます。
この工程失敗するとブレの原因となります⚠

ローフリペラ作ります。
その⑤(蓋取り工程)
ホイールのリブ加工の前に蓋取りです。
汐見板金さんの治具を使いますが、リブがないと固定が出来ない為です。
蓋側の1㎜をカットするように設定します。

ホビーのこでカット後、切断面を手入れします。
この加工でリブ部分除き、リム幅が8㎜となります。

ローフリペラ作ります。
その⑥(リブの加工)
リブ部分は23.5㎜径ですが、今回は22.5㎜径のタイヤを作るのでリブを削ります。
私はリブはカット派ですが、今回はリブ残し逆履き仕様にします。

ペラニスルンダー使用、ホビー鉋で荒削り、ペーパーで仕上げます。

これでΦ22㎜に加工できました。

ローフリペラ作ります。
その⑦(面出し)
ホイール径の外側は20.4㎜、内側(リブ側)は20.7㎜と若干のテーパーが付いています。
タイヤの仕上げに影響しない様、これを均一化させます。

今回はリブ付きなので、エッジ出しヤスリを使用し、面出しをしてみます。
削るのに少し時間がかかりましたw

ローフリペラ作ります。
その⑧
タイヤの幅も8㎜に加工します。
タイヤの外側(サイドウォールに丸みがある方)をカットします。
スジ彫りブレードが丈夫な薄刃でやりやすいです。

ホイール側幅8㎜なの忘れて雑にやったらギリだった!(私は普段9㎜)
あっぶねぇ!
幅が決まったらタイヤを瞬着固定します。

ローフリペラ作ります。
その⑨
タイヤを径23.0→22.5㎜に削り、仕上げていきます。
今回はエッジ出しヤスリを用意していたので、タイヤ削りに使ってみました。
切れ味や仕上がりの美しさに優れ、ローフリとの相性がとても良かったです。
ということでローフリペラ完成です。
ありがとうございました!

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