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2024年7月17日 美術の成績が2でも絵が描きたい!

細々と、といった感じではあるのだが、最近ぼちぼち絵を描いたりしている。
と言っても今のところアニメの一シーンやお笑い芸人さんのおもしろ写真を模写する程度のものだし、画力にしたってツイッターの僕のフォロワーさん達にも多くいる上手(うま)絵描きの方々に比べたら下手の横好きも良いところだけれど、でもなんだかんだ楽しんでやってはいる。

インターネットで自分ができる発信方法は、ツイッターにしてもこのnoteにしてもそうなのだが、テキストのみという体でこれまでやってきた。
実際、インターネットという空間においては、テキストベースでの発信やコミュニケーションが自分としても一番しっくり来ると心の底から思っているし、これからも自分の土台であり続けるのは間違いないだろう。

ただ、その一方で、絵という視覚情報をベースに訴えかける媒体だからこそできる表現であったり、あるいは文章よりも向いている表現というのがあるのは確かで、それはうっすらと頭の片隅にある感じだった。
絵で何か表現することができるようになれば自分の幅も広がる気がするし、だから絵が描けるようになれたらなァ(さくらももこ風)というのはずっと思っていた。ゆえに興味は持っていたのだけれど、漠然と考えているだけでは当然描けるようにはならないのも理解はしていた。

そういったやや悶々とした気持ちを抱え続けていたのだが、ようやく重い腰を上げて、この度描いてみることにした。
やっぱりなんだか楽しそうだとずっと思っていたというのもあったし、あと、「自分は絵が描けない人間だから」みたいな態度をこれまで取ってきていた。でも心の水面下では興味をずっと持ち続けていたにも関わらず、行動しようとはせず、それでいてそういった態度を取り続ける自分にうっすら嫌気が差していたというのもある。

それから、僕がツイッターを初めて間もないぐらいの頃から相互フォローにある絵師のフォロワッサンから、およそ1年半ほど前に絵を描くことを、ありがたいことに薦めていただいていた。
もっともその当時は実生活が大変すぎたこともあり(主に当時の限りなく違法に近い就業環境下での労働のため)、結局その時は実行には移せなかったのだけれど、ただ言っていただいたことはずっと頭に残っていた。
それから間もなくして会社も変わって、それからもしばらくは色々バタバタしていたけれど、今ようやく状況が落ち着き始めたこともあり、このタイミングで始めてみようと思った次第でもある。

とはいえ、超上手い絵が描きたい!とか、神絵師になりたい!とか、そういった意気込みは今のところはない、というのが正直なところである。
こう書いてしまうと、志が低いとか考えが浅はかだと、各所からお叱りを受けてしまうかもしれない。そしてそれは甘んじて受け入れるしかないとも思っている。

ただ、老人ぶるにはまだ早すぎるかもしれないが、それでも32年とまぁそれなりの年数をこれまで生きてきて、大抵のことに才能がない人間であるというのは強く自覚している。絵だっておそらく例外ではないだろう。
というか、そもそも中学3年間の美術の成績は5段階中2がデフォルトで、運良く3が貰えたことが2回あったかないかというぐらいだった。授業は毎回ちゃんと出席し、提出物も出していたのに。
そんな人間が神絵師になれる才能を持っている可能性はなおさら限りなくゼロに近いだろう。ある意味諦めがついた状態からのスタートである。

だからこそ、上手な絵師のフォロワッサン達やそれ以外の有名絵師の方の絵と自分の絵を比較して自信をなくす、ということも多分ないだろう。
いや、もし絵を描くということを本格的に継続している未来があるのなら、そういった気持ちも向上心という観点から必要になるのかもしれないが、それはまた先の話だ。
当面は、自分なりにモチベーション持って続けられたらなぁと思っている。
今のところ、なんだかんだで描いていて楽しいと感じているし。

ただやっぱり、最初の方にも書いたように、絵が描けるようになることで自分が表現できる幅を増やしたい!というのがずっと感じていたことで、そして大きなきっかけであったりもする。
なので当面の目標として、自分が納得できるクオリティで、模写ではない、ちょっとした漫画イラスト的なものをツイッターに投稿できたらなと思っている。
ひとまずは、そこを目指していきましょう。年内一杯くらい?で。

最後に、ここまでで描いた絵を載せたいと思います。

琴葉(三ツ星カラーズ)

・第9話で、結衣からの図星を突かれる発言でショック受けてしばらく固まるシーン(超好き)
・顔の縦横比を寄せる難しさを実感(元絵と比べて大分縦長気味になっている)
・でも超好きなシーンだったのもあって描いてて超楽しかった

さっちゃん(三ツ星カラーズ)

・元絵と比べて右目の位置が下になりすぎたのが一番の反省点
・琴葉の時と同様、少々縦長にしすぎてしまった感あり
・ワンコインさっちゃんを最初描こうと思ったけれど、目の描き方の練習にならないと思い取りやめた経緯あり
・吹き出しを入れると大分印象変わるね

コウメ太夫

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・正直、これまで描いた絵の中で一番気に入っている
・元ネタが漫画やアニメなど、2次元の絵の場合ははっきりとした正解があるのに対して、3次元の場合は元ネタが写真の時点である意味正解がないため、それを2次元の絵に起こした時点である種オリジナリティになり得るのが良いところなのかもしれない
・芸人絵は度々描いていきたい

猿渡宇希(アニマエール!)

・こちらは逆に、今のところ描いた絵で一番納得できていないかもしれない
・線画の段階ではむしろ手応えがあったのだけれど、色塗りしたところでややチープになっていってしまった感触がある

ハリウッドザコシショウ(番外編)

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・2年前の年始に、気まぐれで描いた
・お世辞にも上手いとは言えないのは自分でもわかっているのだけれど、でもなんだかんだ好き
・何年、十何年、何十年も経って見返しても好きな自分の絵ってもしかしたらこういう絵だったりする?のかもしれない


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