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牛丼×順位

6/20(木)
天気:晴れ

「牛丼大手3チェーンのどこが一番良いか」

日々議論が交わされるこの永遠のテーマについて

「結論づけないことが最善である。」と僕は提言したい。


牛丼大手3チェーンとはご存知のとおり、すき家・松屋・吉野家の3つ。

どこも同じように牛丼を提供するファストフード店ではあるものの

食べ比べてみるとそれぞれに味の違いがあり、またメニューやサービス面においても各々の特徴があるため

世間ではよく「どこが一番〇〇か?」というテーマが話し合われる。

そしてたいていの場合、意見が分かれるのだ。

「吉野家が一番美味い!」「すき家の定番トッピングが最高だ!」「松屋は味噌汁が必ず付く!」等々

まあそれだけ各店が魅力的だってことなんだけど

僕はこの論争に正解はなく、正解を出さないことこそが最適解だと思っている。


だってこれ、一位を決めてしまったらなんとなくもったいなくない?


どういうことかと言うと、じゃあたとえば自分の中ですき家が一位だとする。

すき家は松屋・吉野家よりも好き、優れていると思っているとしよう。

たしかにすき家は日本全国にものすごい数の店舗がある(約1940店舗)が

必ずしもすき家運に恵まれるとは限らない。

近くにない地域や、あるとしても松屋・吉野家の方がずっと近い場所だってある。

もしそんなところに引っ越してしまったとしたら....

最寄りの牛丼チェーン店をもとに部屋探しする人はまずいないだろうし、引越し先がそういう可能性だって全然ある。

んで仮に「すき家の近く、すき近」という条件で物件を探して住み始めても

すき家が潰れてしまって、どうしても他店に行かざるをえない場合があるかもしれない。


こうなったとき、すき家を一位にしていたことで、別に松屋・吉野家の牛丼が嫌いではないはずなのに

マイナスの選択というか、負けというか、なんかそんな感じがする。

それはまじでもったいない。

ヘタに順位をつけちゃうことで、それぞれ気持ちMAXで楽しむ機会を失ってしまうわけだ。


だから僕は、どこが一位なのかを決めないことこそが最善だと思う。

すき家も松屋も吉野家もみんなみーんな愛している。

みんな違ってみんないい。(金子より)

その気持ちでいれば、どこに行くことになってもいつでも楽しめるもの。


気持ち次第で選択肢は広がるし、楽しみは増える。

牛丼チェーン店以外にも同じことが言える気がするなあ

とつぶやくぽてとであった。

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