劣等感
12.11(月)卒業研究中間発表
徹夜で詰め込んだ中間発表は内容のないものだった。あの場にいたほかの人と比較して劣等感を感じた。特に大学院生の二人は賢そうで自分もいつかあの人たちのようになれるか不安しかない。
国立大学に入り、体育会で部活動をしていた自分。周りから褒められる経歴だ。自分もその見かけの経歴にうぬぼれていた。でも実際は実の伴わないもので、成績は悪いし、レギュラーを勝ち取ることができないまま引退。
結局あれもこれも中途半端に終わっていた。落ちこぼれの四年間だった。
卒業研究を通して感じることは、自分一人で必死に頑張ってもできることに限界がきていること、効率が悪いということ。
時間をじっくりかけたものの中間発表までに何の成果も得ることができなかった。
三人寄れば文殊の知恵でわからないことは誰かに聞いた方がいいし、友達と作業を進めた方が効率がいい。思い返せば、就活時も一人で抱え込んで失敗していた。
高校三年生の受験期。不思議とあまりつらさを感じなかった。自分が目標に向かった努力していることの充実感に加えて、だれかと戦っていたから頑張れたことを思い出した。
一人であれこれ頑張るのではなく、友達と切磋琢磨する。
自分の大学四年間に足りていなかったエッセンスはこれだったと思う。
大学院ではまず仲間を見つけること。そして誰かと頑張ることで何かを成し遂げ、実りある二年間にできるようにしたい。
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