iPad Pro11の曲がった本体を真っすぐに修理!変形や歪み矯正作業で元通り平らに直せます!
iPadPro11 第2世代のフレーム矯正修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたiPad Pro11インチ 第2世代は平らな机に置くと…
本体上下が大きく浮いてしまうような状態でした。
特に上部は1cmほど浮いてしまっており、押すとカタカタと揺れる状態でした。
今回お送り頂いたiPad Pro11 2020年モデルは、大きく歪んでいたので…
画面中央部分の粘着が剥がれて浮いてしまっていました…。
本体が曲がっている際によくある症状です。
このままでは本体内部に埃やゴミなどが入り込んでしまって、様々な不具合を誘発させてしまう恐れがあります。
それにこのように画面が浮いていると、表面ガラスが割れてしまう可能性も非常に高くなります。
フレームが変形した状態は良いことが1つもありません。
郵送修理ポストリペアなら今回のように歪んでしまったiPad Pro11 第2世代のフレームもほぼ真っすぐに修正することが出来ます!
それでは実際にiPad Pro11 第2世代の本体フレーム矯正修理を開始します。
まずは画面を剥がす作業です。
本体フレームが変形してしまったiPadの画面を剥がすには、かなりの集中力が必要です。
というのも、通常では起こりえない力が画面に加わっているので、真っすぐな状態より画面が割れてしまう可能性が高いのです。
その点、郵送修理ポストリペアではフレーム矯正作業に限っても数百台もの修理実績があるので、難なく分解が可能です。
この通り、ガラスを割ることも、液晶表示異常を起こすこともなく画面を剥がして浮かせることが出来ました。
iPadPro11inch 第2世代は本体上部にFaceIDセンサー、そして下部に液晶画面のケーブルが接続されています。
合計5か所のコネクタを外すことで、基板から画面パーツを取り出すことが出来ます。
今回のように本体が大きく曲がっている場合、矯正作業中に基板に負荷がかかる恐れがあります。
iPad Pro11inch 第2世代に限ったことではありませんが、基板は本体フレームに強力に接着されているので、矯正前に剥がす必要があります。
まず基板には無数のケーブルが接続されているので…
全て外します。
基板上にはケーブルが接続されているだけでなく、随所がネジで固定されています。
iPad Pro11 第2世代の基板固定に採用されているのは全てプラスネジです。
ネジを外したら基板と本体フレームを固定している粘着を剥がす作業です。
基板の下に粘着剥がしを流し込み、ヘラを使って慎重に粘着剥がします。
iPad Pro11inch 2020の基板は非常に薄く、強引に剥がそうとすると割れてしまったり表面のICチップが飛んでしまう恐れがあります。
破損させないように慎重に作業を進めて…
基板を浮かせることが出来ました。
iPad Pro11 第2世代はバッテリー接点の上に基板が乗っている構造です。
iPadではよくある構造が採用されています。
念のためバッテリー接点に絶縁テープを貼ります。
これでフレーム矯正修理中に基板がショートしてしまう恐れはありません。
基板を浮かせて絶縁作業が出来たらいよいよ本体フレーム矯正作業を行います。
矯正前、この通り本体上部下部共に大きく浮いてしまっています。
力を加えすぎるとフレームが割れてしまうので慎重に力を加えて…
この通りほぼ真っすぐに修正することが出来ました!
iPad Pro11 第2世代に限らず、一辺を矯正すると別の辺が変形してしまうことはよくあります。
なので全ての辺を確認して、平らな所へ置いてもカタカタ揺れないか確認をします。
全ての辺が真っすぐであることを確認したら本体を組み上げます。
基板にケーブル類を接続し直して、画面パーツを接着します。
これでiPad Pro11 第2世代のフレーム変形修理完了です!
画面中央部の浮きもしっかりと改善しているので、今後は安心してお使い頂くことが出来ます。
本体フレームがへの字に曲がっても今回の様に修正することでまだまだ長期間使用可能です。
お持ちのiPad Pro11シリーズの変形、歪みでお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:Apple
機種名:iPad Pro11 第2世代
モデル番号:A2228 / A2068 / A2230 / A2231
症状:本体フレームがへの字に変形した
行った作業:フレーム矯正
修理費用:iPadフレーム矯正修理料金表
修理時間:60分
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