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Surface Go2の電池交換で充電持ちが悪い症状が改善!バッテリー劣化の際は郵送修理ポストリペアにご相談ください!

Surface Go2のバッテリー交換修理ご依頼を頂きました。
まずご注意頂きたいのですが、Surface Go2(モデル番号:1901)は分解することでシステム異常が起きることがあるようです。
具体的には画面上に「no bootable device」と表示されたまま、正常に起動しなくなってしまうとのこと。
解決策はMicrosoftさんのHPで公開されています。
 更新プログラムを入手する方法
ただ当方では今のところSurface Go/Surface Go2のバッテリー交換時に1度も発生したことはありません。
実際のところ何がトリガーで起こるのか判然としません。
それでは実際にSurface Go2のバッテリー交換修理を開始します!
まずは分解作業です。
Surface Go2は画面側から分解するのですが、他のSurface同様にガラスが非常に割れやすいです。

Surface Go2電池パック交換の為に画面を剥がしているサーフェス Go2

分解にはヒートガンが必須といえます。
Surface Go2は粘着性の高いテープが使用されており、そう簡単に粘着テープを切ることが出来ません。
当店ではクラフトナイフ、ピック、小型のハサミを使って慎重に粘着テープを切っています。
所々粘着が弱い箇所があるのですが、すぐ内側には液晶画面のケーブルが通っていたります。
Surface Go2に限ったことではありませんが、液晶画面のケーブルを断線させると、表示異常やタッチ操作異常が起こります
ガラス割れだけでなく、ケーブル断線にも注意しながら分解を進めます。

電池パック交換の為に分解したサーフェス Go2

全ての粘着を切ることで画面を開いて分解することが出来ました。
Surface Go2は本体上部にメイン基板、そして下部の少し左寄りにバッテリーが収まっている構造です。
バッテリー表面にはバッテリーの仕様が印刷されています。

サーフェス Go2の電池パック容量は3500mAh

Surface Go2のバッテリー容量は3500mAhです。
最近はスマートフォンでも4000~5000mAhほどの容量があります。
随分と小さなバッテリーなので、劣化するのも少し早いのかも知れません。

サーフェス Go2の基板とバッテリーの接続部分

Surfaceの多くはバッテリー交換の為にメイン基板を取り出す必要があります。
その点Surface Go2は赤線部分で基板に接続されているだけなので、基板を取り出す必要がありません。
バッテリーコネクタはプラスネジ2箇所で固定されているので…

電池パックの接点を浮かせて絶縁したサーフェス Go2

どちらも外して浮かせます。
これで絶縁できたので、バッテリーを取り出す作業中に基板がショートする恐れはありません。
Surface Go2のバッテリーも他機種同様、非常に強力な両面テープで背面パネルに接着されています。
バッテリーを強引に剥がそうとすると破損し、発火・破裂する恐れがあります
特に膨張が始まっている時は要注意です。
郵送修理ポストリペアでは安全にバッテリーを取り出す為に…

電池パックに粘着剥がしを吹きかけているサーフェス Go2

粘着剥がしを使って作業しています。
バッテリーと背面パネルの隙間に粘着剥がしを吹きかけて、柔らかいヘラで少しずつ粘着を切ってきます。
Surface Go2はバッテリーと基板の距離が近いので、ヘラで基板を破損させないよう注意が必要です。
粘着を丁寧に剥がすことで…

劣化した電池パックを本体フレームから取り出したサーフェス Go2

劣化したバッテリーを取り出すことが出来ました。
Surface Go2のバッテリー固定シールは本体側に残りやすい材質です。
元々の粘着テープが残ったままだと新品のバッテリーを綺麗に接着出来ないので、ヘラを使って全て丁寧に剥がします。
粘着を剥がし終わったら新品のバッテリーを背面パネルにセットして…

新品の電池パックを基板に接続しているサーフェス Go2

基板にコネクタを接続します。
バッテリーを接続出来たら起動確認・充電確認を行います。
問題なければ本体フレームの粘着テープを新品に貼り直して画面パーツを接着し直します。

電池パックを新品に交換したサーフェス Go2

これでSurface Go2のバッテリー交換修理完了です!
今回もシステム障害が起こることなく起動しました。
小型のSurface Goシリーズは非常に軽く、持ち運んで屋外で使用される方も多いと思います。
充電持ちが悪くなってしまうと、そんなSurface Go2の良さが損なわれてしまいます。
・電池残量がすぐ無くなる
・充電残量があるのに電源が落ちる

などバッテリー劣化でお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!

お問い合わせ


メーカー名:マイクロソフト
機種名:Surface Go 2
モデル番号:‎1901 / 1926 / 1927 / STQ-00012
症状:経年劣化により駆動時間が短くなった
交換パーツ:電池パック
修理料金:サーフェス電池交換修理料金表
修理時間:
60分
保証期間:3カ月


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