Mad Money短信 2021/9/8
CNBCの投資情報番組 『Mad Money』。名物コメンテーター『ジムクレイマー』さんが番組で取り上げると、その後、取り上げられた株の株価が動くときがある?ため(筆者主観)、番組で取り上げられた銘柄の速報をこちらにアップしていきます
本編
Welcome to September. 9月は心配な月だ。なぜ自分がこれから数週間心配をしているのか説明しよう
1. Negative pre-announcements
我々はこれまでEarnings Upsideサプライズが続く環境に甘やかされてきたが、Downside サプライズを聞くようになってきている。Homebuilder会社のPluteGroup。サプライチェーン問題と原材料の高騰により売上と利益の双方を下方修正。化学会社のPPG。天然ガス含む原材料の高騰で二度目の下方修正。
2. The Fed
Fedはインフレは一時的としているものの、原材料、半導体など値上がりを続けている。これが下がらないと金利の引き上げをせざるを得ない状態につながる恐れがある。金利の引き上げはインフレを抑制することができるが、同時に需要を減退させ、企業のEarningsを押し下げる
3. Higher rates
金利が上昇すると高配当銘柄は金利と競合することになる。
4. Congress
$3.5Tの経済対策がなされようとしている。既に1000万の仕事がOpenな状況で、この非常に大型の経済対策を実行すると、人の取り合いとなり賃金の上昇は避けられないだろう。それは生活のために働く人にとっては良いことだが、株を保有している場合は悪いことになる。
しかしもし経済対策法案が成立しなかったら、それを前提とした銘柄を保有している投資家は幻滅することになる。この経済対策なしにシクリカル銘柄を下支えすることはできない
5. Fresh supply of stocks
IPOやSPACでの上場は銘柄を供給し続けることは、バイヤーの熱気を冷めさせる。
6. Geopolitical worries
中国と習近平の予測できない動きに対して心配。特に半導体に関して世界的な影響を与える台湾の問題。
まとめ。これらの問題については、最終的には対処することができるだろう。ただ、それはまとめて対応できるわけではないし、株価を下げずに対応できるわけではない。株価の低下こそ9月の最も肝心な点だ。
特集1:Cleveland Cliff
特集2:Signet Jewerlers
Lighting Round
Webでは公開されていない。
雑感
休暇明けジムクレーマーの9月相場についての現段階での見解です。強気なジムクレーマーにしては珍しく下げ目線ですね。当たるも八卦当たらぬも八卦。自分のペースで頑張ってまいりましょう。
以上です。
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お断り
・全ての情報はMad Moneyからの『引用』です。筆者の分析・コメントではありません。本家サイトはこちらからどうぞ
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・Mad MoneyのLightning Roundという視聴者からの銘柄問い合わせに答えるコーナーでは、短時間で二言、三言でジムがコメントをします。
・銘柄がいいね、その銘柄だったらこっちの方がいいんじゃない、というコメントは良くありますが、その理由まで語られることは少ないです。
・筆者は、Native Speakerでないため、誤訳されている可能性もございます。ご容赦ください。
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