を、待ちながら、を待ちながらvol.1|西居澄
変身がテーマのオムニバス公演。
居澄の作品は、女子高生3人+1人が、廃線になったバス停でバスを待ちながらぐだぐだ話すだけの、オチも筋もない作品です。
彼女たちは、田舎のミッションスクールに通っていて、一週間後に卒業式を控えています。
+1人というのがミソで、これは、[いないものがいる]あるいは[いるものがいない]ということを象徴しています。
つまりこの作品は、そういう作品です。待つものなくして、待つものたちの物語。
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