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温かなひとたちの記録|堀伸也

12月28日。年末の稽古。
1日かけてダンスの振り入れ。振付は期待のホープみゆき。僕の作品のキーマン?的な役の餡子さんはダンスが冴えていました。
この日、ビッグサイトでの日本の誇る同人誌即売イベント帰りだった餡子さんは、出ずっぱりな割に台詞が少ないという一番やりづらい役どころ(しかも3役)なのですが、上手く対応していただいているので安心しています。

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振り入れの模様。

1月5日。みんなであけましておめでとうを言い合ったりして、でも前の週にも稽古で会っている人もいるのでそんなにお正月感もなかったりする稽古初め。
この日はハルカが稽古に初参加して、役を読んでもらいました。それまで代役で読んでもらっていましたが、やはり本役が来るとモノクロに色が付いたような、切れた電球を換えて部屋の一角が照らされたような爽やかさがありました。

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1月11日。
リクとみゆき、ヘルプに他チームのなつこが来てくれての稽古。同じ部屋で弓月さんのチームが稽古をしていました。
演出で動きを付け始め、出ハケのタイミングが決まるだけでも、かなり作品のイメージが具体的になってきました。
休憩中、みゆきにおすすめのダンス動画を教えてもらい知見を得たので演出にも積極的に活かしていこうと思います。

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1月14日。20時。
役者メンバーだけで自主稽古。僕は予定があり参加出来ず。僕のチームの役者メンバーはばりばり自分で都合をつけて練習を開催してくれるのでとても助かっています(主導するべきなのはわかっている)。はたして練習後にアップされた稽古音声をこっそり聞いてみるとちょっと元気が足りなかったので喝を入れて主導者感の回復を試みるつもりです。

1月16日。朝。
舞台セット管理のヒデから小道具・大道具リストの締め切りのリマインド。何もしていないので慌てて作成して日付が変わってからの提出と相成りました。迷惑をかけるので締め切りを守りたい気持ちはそこそこあります。

1月18日。荒過ぎる荒通し。
人の流れが具体的にわかって、整理しなければならないことが出てきました。終わった後照明さんと打ち合わせ。明かりの目処が立つ。ひとつ何かが進むと安心感があります。
下の写真は通しが終わった後に安安で肉を焼きながら人生を語った制作代表のはる。

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1月19日。
リ ク が 不 調 。しっかりするのだ。画像5

1月20日。午前0時
自分の作品のチームの今後の練習日程が決まる。まったく頭が行っていなくて、メンバーのみゆき、とハルカとリクと餡子さん、つまり全員につつかれて、日程もほぼ決めてくれて、ああ僕のチームは頼れる人たちが集まったなあと(割り振ったのは自分なのですが)能天気に思いました。

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左からリク、みゆき、餡子さん

1月21日。23時。
音響の森さんにやんわり急かされようやく音響の演出を考えはじめる。

1月22日。22時12分。
当パンとか何も考えていないことを思い出す。


堀伸也(役者名:岳)……劇団Q所属。2019年に『ケーキを海底のポストへ投函』第一回公演を企画。

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