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ポストコロナon-line会議 #36「国別にみるコロナの現状と対応について」

令和3年6月20日(日)「第36回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。142名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和3年6月20日(日) 19:00~21:00
参加者数 142名
#36 「国別にみるコロナの現状と対応について」
1.はじめに
  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況など
3.「ポストコロナの時代 One Worldへの道」
  AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ「国別にみるコロナの現状と対応について
  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
  グループディスカッション
5、質問コーナー
6.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの清水 七央子(しみず なおこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーのフラメンココーチング 飯塚 真紀(いいづか まき)さん、こんまり🄬メソッド 品川 みっしぇる(しながわ みっしぇる)さん、Next Renaissance地球市民会議発足準備委員会共同代表 新原 千春(にいはら ちはる)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「国別にみるコロナの現状と対応について」。今回はスペインとニューヨークに住んでいる日本人の方も交えて、コロナパンデミック下での各国の状況を深める機会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの清水七央子氏による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。

世界の感染者数:178,101,411人、死者数:3,857,563人
日本の感染者数:784,384人、死者数:14,353人

<世界・日本の情勢>
・米 ニューヨーク州 ワクチン接種7割。ほぼすべての制限解除へ
・スペインの「伝統」が失われる日 コロナ禍が世界から奪うもの
・シンガポール、コロナ規制を緩和へ 感染者の減少受け
・「無観客、リスク低く望ましい」尾身氏ら専門家有志の提言公表
・接種を証明「ワクチンパスポート」7月をめどに導入で調整 政府

3、「ポストコロナの時代 One Worldへの道」

長岡先生より、ポストコロナ時代にOne Worldを開いていく道について語っていただきました。内容を一部ご紹介します。

長岡 トマス・ホッブス氏の言葉に「万人に対する万人の戦い」というものがあります。自然状態では人間は利己的で、自分の利益のため互いに闘争するというものです。

ここについて哲学者ショーペンハウアーの観点から見ていきましょう。ショーペンハウアーはこの世界を「表層」と言いましたが、この表層は生きようとする意志から生まれると言いました。さらに生きようとする意志は、プラトンが言うイデアから生まれると。表層の世界では、自然状態に置くとエゴイズムに働き、この体だけが自分で、それ以外は絶対的非我だから根源的な敵対関係になります。だから人間は万人に対する万人の戦いになるのですね。

では、エゴイズムを生み出す認識とは何でしょうか?それは五感と脳です。私たちは五感と脳を通して、この空間に自分がいて、自分と自分以外の他者がいると認識します。でも、本当は五感と脳以外の世界があります。例えば、数学・幾何学の世界。さらに深く見ていくと、そこには存在しようとしても存在できない苦悩があるのです。全ての生には存在しえない苦悩があり、それは人間が共通で持っている共苦です。けれど、エゴイズムが働くとこの共苦が認識できません。

人間が他の生き物とたちと違う点は概念をつくれることです。人間には理性があります。この離籍で認識を解いていき、苦悩に立てるのです。江荻ズムでバラバラで生きるのではなく、認識を拡張して自他同一になれるのです。その技術がnTechです。

生きようとする意志が働くその裏には存在できない苦しみがあり、その絶望で人類はつながることができます。夢や希望以上に、苦悩に共に立ち、苦難の行軍をすることがワンワールドへの道ではないでしょうか。

4、トークライブ「国別にみるコロナの現状と対応について

国内外でつなぎながら、コロナパンデミック下の現状を共有し、これからどんな対応が必要になるのかを深めました。以下、内容の一部をご紹介します。

フラメンココーチング
飯塚 真紀
こんまり🄬メソッド
ビジネスコーチアシスタント
ヒーラー、講師
品川 みっしぇる
Next Renaissance地球市民会議発足準備委員会共同代表
新原 千春

ーニューヨークではワクチン接種が7割を超えているが、ニューヨークの現状は?ー

品川 ほとんどの制限がなくなってきています。マスクを外し、観光客も増えています。変異株についてもそれほど心配はしていないですね。ワクチン接種したらかかっても症状が軽く、気持ちが軽くなっている状態です。

―スペインの現状は?ー

飯塚 ワクチン接種は1回目が40%は終わっています。5/9に全国的な非常事態宣言は解除されていて、来週からマスクの義務化もなくなる方向です。 

ー海外の話を聞いて、日本と比べてどうか?日本の現状は?ー

新原 今までの当たり前が大きく変わり、秩序が崩れていく中、人の心が不安になっています。何があっても安心できる、対応できる心を求めていると感じます。

清水 私は福岡に住んでいますが、街を歩いているとマスクをしていない人も見かけます。全体的に危機感が薄いように感じます。

長岡 私の弟がケンタッキーに住んでいますが「日本はまだコロナのこと言ってるの?」と言われました。ケンタッキーではすでにノーマスク。また、日本ではワクチンを打つのか打たないのかで騒がれていますが、ケンタッキーでは「ワクチンのリスクはあるが、みんなでリスクを取ろう。そして社会システムを回そう」という姿勢だと。国民性が出ますね。

ーコロナパンデミックが人々の生活に与えた影響とは?ー

飯塚 私が住む南スペインは陽気なスペイン人がいるところです。家族と毎日のように電話したり、会えばボディタッチがとても多いのが普通。それがパンデミックによって制限がかかり、会えなくなったことが本当に辛かったようです。一度受けた孤独の傷が残り、精神的な障害まで負った方も増えました。

品川 自分を見つめることが増え、自分にとって大切なものが見えてくるようになりました。その影響か、ニューヨーカーは個人主義でしたが、近所同士が助け合うようになっています。貧富の差が激しく、1週間働かなかったら食べるものがない人もいるんです。そういう人たちのためにクラウドファンディングしてお金集めたり、スーパーに行けない人の代わりに買いものに行ったり。共通の苦しみがあったことで絆が強くなったと感じています。

新原 多くの人たちが何を信じたらいいかわからなくなっていると思います。今まで安心と思っていたものが崩れて、不安が広がっています。

清水 今まで無駄なものがたくさんあったということに気づいたのではないでしょうか。周りでは断捨離をする人が増えたり、関係性が薄い人とは会わなくなったり。中途半端なものは淘汰されていくのを感じます。

長岡 ニューヨークの話を聞いて、アメリカは結束力がありますね。日本は今、懐疑主義に走ってしまっていて結束が難しいのではないでしょうか。

ーコロナパンデミックでアメリカでは60万人が死亡。イラク戦争の時には60人くらいだったところを見ると、このパンデミックは世界三次戦争のようなものとも言える。コロナは世界秩序にどんな影響を与えたのか?ー

清水 リーダーシップを発揮する国がいなくなったと思います。今まではアメリカでしたが、もうその力がありません。では、次はどこの国が覇権を取るのか、その争いが激しくなっています。

新原 アメリカのリーダーシップの終焉と中国の台頭です。共産主義や社会主義の体制をよく思ってはいませんでしたが、統制をとってパンデミックを治めたことはすごいと思いました。

品川 世界各国の状況や対応をソーシャルメディアやSNSでリアルタイムに見ることができ、人々の視野を広げる機会になったと思います。また、台湾と日本がマスクなど送り合うなど、助け合いが増えているとも感じます。

飯塚 リーダーシップに関しては、ヨーロッパはアメリカがリードしている意識がありません。自分たちがリードしていると思っているので。また、自国のことだけを考える国が増えたと思います。他には人種差別がひどくなりました。自国をなんとかしよう!となると、そうでない国の人たちが目につきます。スペインはアフリカからの難民が多いので、その人たちに対する偏見が高まりました。

長岡 助け合いよりは国が孤立し始めたとお見ます。自分たちの国が生き残るのが精いっぱい。そしてみんなが孤立する中で、どこがリーダーシップを発揮するのかが浮き彫りになってきています。

他にも、トランプ元大統領に対して国民はどういう見方だったのか、コロナパンデミックが終わったらどんなブームがおきるか、などのテーマについて見解を深めました。詳細は、アーカイブ視聴でお楽しみください。

6、まとめ

Noh 全世界を揺るがしたコロナパンデミックがなぜ今の時代に起きているのでしょうか?たくさんの人が亡くなりました。これをどう受け止めればよいのでしょうか、どこまで続くのでしょうか。ワクチン接種で本当に終わらせられますか?多くの人たちが傷ついています。共通の苦しみを経験した人類が、大きく目覚めて、手を組んで人間の尊厳でひとつになれるのかが問われています。不安恐怖のパンデミックをスッキリワクワクパンデミックに変えて、国家民族宗教を超えてワンワールドになれる、コロナパンデミックはそんな美しく偉大な事件を起こすきっかけにもなりえます。そのきっかけは日本からです。日本から全世界に新時代の希望を発信し、心時代を開いていきたいです。

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ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#36  「国別にみるコロナの現状と対応について」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook

ポスコロ3

インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

Noh Jesuリテラシーマガジン

ポスコロ4

おわりに

当日の会に参加した皆さまから「日本の方が無関心でドライな気がしました」「日本は緊急事態宣言があってもなくても国民の意識が変わらないとダメですね」「コロナに対して遠い目で見ていた自分に気づきました」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

出演者(敬称略)

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  フラメンココーチング 飯塚 真紀(いいづか まき)
  こんまり🄬メソッド 品川 みっしぇる(しながわ みっしぇる)
  Next Renaissance地球市民会議発足準備委員会共同代表 新原 千春(にいはら ちはる)
ファシリテーター
  清水 七央子(しみず なおこ)
グループディスカッション 
  古川 いずみ(ふるかわ いずみ)
  黒田 麻衣子(くろだ まいこ)
  岸本 真吾(きしもと しんご)
  進藤 聖子(しんどう せいこ)

スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美
ビデオカメラ 熊倉恵子
配信スイッチャー 村上聡美
音声ミキサー 吉田純
スチールカメラマン 山口拓子
現場サポート 石橋依己
Zoom操作 平井まや、小松谷翔、美談年民
現場Zoom操作 山口温子
YouTube操作 中田健一、樋口智美
Twitter連携 玉井加菜子
タイムキーパー 土岐直美
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)

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