見出し画像

2023/7/7 移動する・動き出す

11:00 北本着

暑い。北本駅西口は建築ユニット アトリエワンが手掛けたロータリーになっており、ロータリー全体に大きな木材の屋根がついている。そのおかげで、いつでも日陰があり、雨宿りもできる。高い天井と木材の屋根が目に涼しい。
歩いて北本市役所に向かう。道中、ケルン小声書房が並ぶプチ商店街(店舗が4軒ならんでいる長屋)に立ち寄る。5月まで暮らしの編集室の事務所が入っていた店舗には、新しくパン屋さんがオープンしていた。私が初めて北本を訪れた2021年春には、この4店舗のうち2店舗しか営業しておらず、寂れた感が出ていたのだが、今ではすっかり全店舗埋まっている。時の流れは速い。

11:30 打ち合わせ

シティプロモーション課の方と上映会について打ち合わせ。チラシの表記についての確認や、試写会の日程の相談をする。
上映会当日、天気が良く野外上映がかなうなら、会場まわりでお菓子や飲み物の販売があるといいなーと考えていることを伝えた。生もの、アルコールはNGだが、それ以外なら実施可能とのこと。嬉しい!が、誰か出店してくれる人を探さなければ。

12:30 ジャズ喫茶中庭へ

バスに乗って団地へ向かう。post に荷物を置いて中庭へ。喫茶の日だったので、レモングラスティーとチョコレートケーキをオーダーし、唯野とティータイム。私たちしかお客さんがいなかったので、中庭オーナーとしばしおしゃべり。他愛もない話で盛り上がる。
この後アーティストユニット 目のアトリエにお邪魔するので、差し入れにケーキと飲み物をテイクアウトした。

14:30 目のアトリエへ

目から借りていた「北本ビタミン」関係資料を返却しに、市内のアトリエへ向かう。リュックの中に資料を、自転車のかごに差し入れを詰め、いざ出発。30分ほど自転車をこぐ。到着したころには汗びっしょりになってしまった。
アトリエに目の3人はおらず、制作チームが作業中だった。資料にお手紙を添えて返却し、制作チームに差し入れを渡す。休憩がてらケーキを食べながらおしゃべり。なかなか制作作業が大変そうだ。今年はさいたま国際芸術祭(目がディレクターを務めている)の開催もあり、本当に多忙なのだろう。
目の3人にもぜひ上映会に来てもらいたいのだが、そんな暇はないのかもしれない…

16:30 直売所

アトリエからの帰り道、ゲオの横にある「いとうふぁーむ」の直売所に立ち寄る。おかみさんに「あら、見たことある顔だと思ったらやぎちゃんじゃない」と声を掛けられる。「さっき中庭のオーナーも来てたのよ」なんて話をしながらトマトと甘唐辛子を購入。すぐに食べないトマトは冷凍保存がおすすめだと豆知識を教えてもらった。
店を出るとケルンの運営をしている知り合いにばったり遭遇。「久しぶり~」なんて会話していると、いとうふぁーむのおかみさんがお勤め品のトマトを譲りに来てくれた。「今度中庭で映画研究会を立ち上げるかもだから、やぎちゃんも良かったら~」なんて立ち話をしていると、ゲオから出てきた中庭常連キッズたちが合流。野菜の直売所を中心にプチコミュニティが立ち上がった。北本は心地よい狭さだ。

17:00 post で編集

沢山のお土産(トマト)を持って post に戻る。一息ついて、映画の編集作業をする。上映会も迫ってきたこともあり、編集は佳境に入った感がある。もう少し良い映画になるはずだ。

19:00 タコスパーティー

作業を切り上げ、団地の同い年の友達Mくんと合流。隣町桶川にあるタコス専門店チランガバンダでタコスをテイクアウトする。今日は移動が多い。post に戻ってビールを飲みつつ、タコスパーティーを開く。近況など色々話す。と、そこへ唯野が応募していた映画コンペの一次審査合格の通知が届く。めでたい。Mくんも主催している音楽ライブ企画の出演者が無事決まったようだ。めでたい。祝杯をあげつつ、「25歳、動いてきたねぇ~」なんて話をする。北本ないし団地はいろんな縁が繋がったり、交差したりして楽しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?