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2023/5/27 &green marketと撮影

12:30 post 着

post に荷物を置く。今日は映画に入れる、「北本ビタミン」にまつわる場所を撮影する予定。今までもいくつか作品跡地などを撮ってきたが、今回は当時の写真(作品が設置されていたときの写真)をプリントしてきた。現在の景色と10年前の景色を重ねて撮影してみることに。カメラと三脚を持って、市役所前芝生広場へ。

12:40 &green market

市役所前芝生広場で隔月開催されている&green marketに顔を出す。知り合いの方々に挨拶してお昼を買う。網焼きコーナーに顔を出すと、イノシシ肉を焼いていた。おすそ分けをもらいつつランチタイム。日差しが強い。Aさんファミリー、Hさんファミリーに挨拶。ついでに印刷してきた写真を見せ、作品設置場所を尋ねる。「森のレストラン」、西尾美也《Overall : Sailboat》《People’s House》の場所をだいたいこの辺、と教えてもらう。
知り合いのちびっこを見かけるも、久しぶりに会うからか目をそらされる。すれ違いざま「あれはやぎちゃん」と、友達に話しかけている声が聞こえる。人見知りされて寂しい。

13:30 撮影へ

教えてもらった場所へ自転車で向かう。10年前に作品があったであろう場所を探す。なんとなく「この辺な気がする」場所が見つかったら、当時の写真を並べて撮影。今も風景が変わらない場所もあるが、雑木林や河原などは景観が変わってしまっていて「この辺な気がする」場所を探すのに時間がかかった。1人で写真を片手にカメラを担いでうろうろしている姿、傍からみるとかなり怪しかったと思う。
中央緑地(People's House設置場所)、駅前(タワー、サニークリーニング跡地)、西高尾(筋トレハウジング跡地)、荒川河川敷(Overall: Sailboat設置場所)、自然観察公園(アトリエハウス跡地)を順に回る。隣町桶川との境から、反対側の隣町吉見との境まで市内を横断したことになる。北本市のコンパクトさを体感。
しかし、アトリエハウス跡地に到着したころにはかなり日が傾いており、撮影はあきらめる。跡地にはすでに新しい建物が建設され始めていた。マンションになったタワー跡地といい、新しい建物になりつつあるアトリエハウスといい、もともと古い物件を借りていた「北本ビタミン」関係の建造物は立替えられてしまったなあと実感。人工建造物の新陳代謝のスピードなのだろうか。

16:30 キジと遭遇

「森のレストラン」の開催跡地を探しがてら、自然観察公園内をうろうろ。見当たらないので管理施設の方に問い合わせてみる。公園の横の幼稚園の敷地だろうとのこと。凡ミス。帰り道、公園内でキジの雄鳥と遭遇。なんかラッキーな気がする。

17:30 帰宅

post で一休み

18:40 中庭へ

知り合いの企画で、中庭での映画上映会に参加。「KNUST, the Riso print pioneers」という、オランダのリソグラフスタジオのドキュメンタリー映画をみる。全編英語&オランダ語でだったので内容は半分もわからなかったが、面白かった。60年代~70年代にかけての激しい社会運動とアンダーグラウンドなカルチャーが混じり合い、ある種コミュニティの要所としてリソグラフスタジオが発展してきたことが伝わってきた。
鑑賞後はてとの店舗裏にあるリソグラフで実際に印刷してみようの時間。参加者が持参した結婚写真を印刷してみる。リソグラフは普通のプリンターと違い、最大2色しか同時に印刷できない。そして印刷の仕方は版画やシルクスクリーンとほぼ同じ要領のため、インクの出具合やデータ読み取りの濃度次第で刷り上がりの印象が全く違うものになる。「これじゃあ濃すぎて顔つぶれてる」「これは薄すぎて心霊写真みたい」と、みんなでわいわい。色々試してみてやっといい感じに刷り上がった。ただプリントしている様子を見ているだけなのに、こんなに盛り上がれるとは、リソグラフってすごい。

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