私は誰に、何を伝えたくて生きているのか。そして、事業をやっているのか。
たまに分からなくなることがあった。
私は何の為に生きているのだろう。私の価値ってあるのだろうか、と。
そう思っていた頃は自分で自分を認めることができず、誰かに「生きてていいんだよ、価値があるよ」って言って欲しかったんだと思う。そうすることで、私は存在していていいんだなと思いたかったんだなと。
26歳の頃、私は大好きで安定していて最高な会社を辞める覚悟をした。
27歳でフリーランスになり(一応登記はしてたけど)まあ死なずに食べていけることを知った。
28歳で初めてファイナンスをし、社員を雇用した。ユーザーの方の人生と向き合う機会が増えた。
現職でのモヤモヤや人生の不安、私が今までやってきたことに価値はあるのだろうか。そんな風に思い、迷いながら毎日を過ごしている人たちとたくさん会った。
みんなそれぞれ素敵なところがある。けれど、それは当たり前にやっていすぎて自分で認識できていないことが多い。それは「今」自分がやっていることに対しての成果にフォーカスをしすぎてしまっていたりするなと。
会社を経営していると、日々いろんなことが起きる。人・お金・事業。
自分の力不足だったり外的な要因だったり、いろんなことが起因しているのだけれど、その都度一喜一憂していては心が持たない。
それを認識した私は、自分が描く未来や存在に価値があると思い込むようにした。それは、「うまい儲け話だから」とか「なんとなくイケそうだから」という想いでは続きっこなくて、私が「どんな人の為に」「何を伝えたいのか」ということを、日々考えて発信してきたからこそ得られた自信なのかなと思っている。
私は起業家だからそんな風に事業で考えることが多いのだけれど、どんな仕事をしている人でも、どんな属性の人でもそれは同じだと思っていて、自分は「なんの為に、何をしたいのか」。
それを明確にする為に、徹底的に考えて、自分と向き合い続けないと本当の意味での自信は芽生えないのかもしれない。
つい、表面的な綺麗さや美味しそうな話に飛びついてしまいたくなる時こそ、自分の本質的な価値について考える機会にして欲しいと思う。
あなたには、存在している価値がある。
それでは、またね。
めい
ありがたやありがたや・・・