見出し画像

フィリピンのサバというバナナ

こんにちは!
先日家族でフィリピン料理レストランへ行った際にサバ(Saba)というちょっとずんぐりした太短いバナナを1本(生で)頂きました。
日本のスーパーで一般的に売られている長いバナナはそのまま食べるのが一般的ですが、サバは加熱して食べるのが主流です。(熟れている時は生でも食べることはできるそうです。)

フィリピンに住んでいた時、簡易食堂や屋台でサバをよく見かけました。
しかし、そこで売られているサバは、市場やスーパーで見かけるそれとは違い、
なぜか色が黒ずんでいて「腐っているのかな、新鮮じゃなさそうだな..」と
試すのをためわせるような見た目。
5年住んだ間、結局一度も屋台で売られているサバを試すことはありませんでした。

そして今朝、先週フィリピンレストランで頂いた一本のサバが黄色い食べ頃になりました。この1本をどうやって食べようかと話していたところ、
旦那が「ニラガン サバ(Nilagang Saba)にしたらいいよ」と一言。
ニラガというのは「茹でる」という意味なので、要は茹でたサバということ。
「そうだね、じゃあ茹でてみるね」と旦那に従って皮付きのまま10分程茹でてみました。そして、10分後…

…えっ!?

…黒い!!!

茹で上がったサバは、まさに屋台で見たあの黒っぽいサバ!


茹でるとこうなるんだな、と「腐っているのかな、新鮮じゃなさそう」と思い続けていたあの気持ちをなんだか申し訳なく思いました。
小さいことかもしれないけど、知れてよかった!

さて、皮を剥いた中身はいつも通りのバナナ色。かなり白に近い黄色です。
食べてみるとホクホクで、ちょっとサツマイモみたいで、けどもっと軽い感じ。

今回は熟れて間もない頃に調理したのですが、旦那によると、もっと熟れてから茹でると甘みももっと強くより美味しいそうです。


フィリピンにはサバの他にも色んな種類のバナナがあるので、次にフィリピンを訪れた時には一度に色んなバナナを食べ比べしてみたいと思います。

まだ黒っぽい茹でたサバを試されたことがない方は、安心して(?)皮を剥いてみてくださいね!


  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?