#322 誰かにどうにかしてほしいけど、きっとどうしようもない悩み
今日も私の頭の中は忙しい。
考え事が止まらないのだ。
勉強に集中したい、人の話をちゃんと聞きたい。そんなときでも、私の頭は動き続ける。
昨日言われたこんなことやあんなこと、将来のこと、だいぶ前に見たテレビの内容、しばらく会えていないあの人のこと。どうでもいい内容からそうでない内容まで、私の頭を支配する。
小さいころの肘をつく癖や眉毛を抜く癖は直すことができたのに、どうしても直らない。直したい。強く願うのは私自身であり、私の頭であるはずなのに、どうして止まらないのか。勉強に全く集中できないわけではない。私にだって、いい感じに集中して快感を覚えることもある。しかし、それはレアケース。おおよそいつも、勉強を始めて5分もたたないうちに思い出さなくてもいいことを思い出す。
そういえば、あのプリント、いつ提出だっけ。
……今じゃないだろ。
しかし、思い出してしまったからには、それはもはやどうでもいいことではなく、そのときの自分にとって最優先事項になってしまう。そして、プリントをがさがさと探し始める。
あっ、やっぱりまだ1か月も先か。ふーん。
プリントを探さずとも分かっていたような、分かっていなかったような情報を得て、私の頭は満足しているのだろうか。時計を見れば、勉強を始めてからなんと30分経過。
(ちなみにこの1か月後、髪を逆立てながら大慌てで部屋中をそのプリン音を探し回るのがお決まりのパターン。)
直したいと、切実に思っている。しかし、どうやって?
今思えば、私にぼーっとしている時間はない気がする。常に何か考えているからだ。何も考えずに、焦点を合わせるのも忘れて、ほわわわーっとしている時間はない。頭の中に張り巡らされている、ちぢれているくせに図太い無数の糸が次の結び目を探している。
うーん。なんか表現が微妙だ。なんか違う気がする。
頭の中のことなんてどうせ言葉でうまく表現できないのが常なのだから、まぁいいか。
とにかく困っている。私は。どうしようもないけれど、どうにかしたい悩み、皆さんはどうしますか?