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明日を砕いたフルテン・ラウダー

フルテン・ラウダーってなんやねん?
調べてみると、
Aぇ担さんの「<<A>>BEGGINIG」の感想がまず出てくる。
それぐらい馴染みのない言葉をデビュー曲持ってきたのか、とワクワクさせられました。

「フルテン」を調べてみた

「フルテン」とは、ギターなどで使うアンプのコントロールツマミを最大値(10)にすること、らしいです。
コントロールツマミって、
ボリュームだけじゃなくて
エフェクト(音の響き方とかを変えるやつ)をかけるツマミもあるらしくて、
音が単純に大きくなるだけじゃなく、
歪みが大きくなるらしいです。

フルテンに憧れるギタリストは多いけど、
やったことがある人は少ないらしい。
音に関してはデカすぎるから
メンバーとか観客に配慮するなら辞めましょうとか、
対応してないアンプだと壊れますとか、
こんな見解をたくさんみました。

「ラウド」ってやかましいって意味ですよね。
「フルテン・ラウダー」なので、
きっと、めちゃくちゃうるさい。
「砕く」という表現がピッタリ。

クリーンじゃない

もうひとつ、エフェクトの話。
私の好きなバンドマンが、ギターの「エフェクター」をたくさん使われます。
エフェクターを通すと、
音が独特の歪み方をしたり、ザラっとしたり、個性的な雰囲気に変わります。

でも、「最近はエフェクターを使わずにクリーンで弾く人が多い」と仰っていました。
エフェクトをかけないギターの音ももちろん綺麗だけれど、
綺麗じゃないから良い時ってあるよな、と私は思うし、
ギターをやってないくせにエフェクターで遊んでみたいと思うのです。

<<A>>BEGGINIGに「フルテン」が輝く

「フルテン・ラウダー」という言葉に引っかかって
なんやかんやと語りました。

エフェクトをかけないことをクリーンというなら、
汚れた踵を誇ってくれたらって良いし、
フルまで振り切ってくれたら良い。

初めてのテレビでのパフォーマンスを見て、
5人5様の圧を感じました。
その圧で、「認めさせて」しまうような。

報われないことも多くて、
デビューしてないなんて信じられないと言われ続けた彼らが、
彼らの努力が、
間違ってなかったんだ、
正しかったんだ、
泥水すすったことって報われるんだ、

誰がなんと言おうと
「一生懸命」の力を証明する。
「此処が出発点」であることをわからせる。
そんな彼らの次のステージが始まりました。

個性あふれる5種類のツマミ
フルテンで行こうぜ!

おまけ

フルテン(full-ten)ってことばは日本でしか通じない音楽用語らしいです
Aぇ! groupの字面と重なるところがあるね

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