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【遊戯王】出来ることは無限大!?幻影ハイドランダーデッキ紹介


みなさんこんにちは!
ポセインと申します。

今回は私が愛用している幻影ハイドランダ―というデッキについて紹介していきたいと思います。

今回紹介するデッキは、環境デッキではなく、あくまでフリー対戦用のデッキとなります。ハイドランダ―デッキを組みたいと考えている方や、新デッキの開発にいそしんでいる方に新たなアプローチをお届けできたらと思います。
また、個人的な事ではありますが、今回の記事がnote初投稿となります。感想や改善点などがあれば気軽に教えてほしいと思います。

※追記(2022/1/5)
2022年1月の制限改定でこのデッキは死にました。
ギミックだけでも見たいという方はこのままご覧ください。
また、この気持ちを綴った1000文字ちょっとの怪文書が下記のnoteにありますのでよろしければそちらもご覧ください。

※追記(2022/6/19)
2022年7月の制限改定でハリファイバーが死にました。一応リペアは考えてあるので近々noteにまとめようと思いますのでよろしくお願いします。

影星軌道兵器ハイドランダーというカードについて

みなさんは衛星軌道兵器ハイドランダーというカードをご存じでしょうか??

知らない方もいらっしゃると思うのでここで効果を確認していきましょう。

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《影星軌道兵器ハイドランダー/Orbital Hydralander》
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻3000/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが5体以上存在し、
それらのモンスターのカード名が全て異なる場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動できる。
自分の墓地のモンスターのカード名が全て異なる場合、
フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

以上

特徴としては

1. 墓地のモンスターの種類が異なることで真価を発揮する。

2. 対象をとらない破壊効果を持つ(誘発即時効果)

3. 墓地肥やしを行うことができる。

の3点であり、特に2,3は数ある遊戯王カードの中でも非常に強力であると言えますね!
しかし、墓地のモンスターの名称が異なっていなければ真価を発揮することができず、かと言ってモンスターを各1枚採用とするとデッキの安定感が損なわれてしまうというジレンマを抱えているカードでもあります。

そこで今回は安定感を持たせたまま、うまくハイドランダ―を使いこなすことができないか?と考えた結果、次のようなデッキが出来上がりました。


幻影ハイドランダ―デッキレシピ

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それぞれのカードと採用枚数を見ていきましょう。

〈モンスター〉                          
影星軌道兵器ハイドランダー 2枚
デスペラード・リボルバー・ドラゴン 1枚
カオス・ソルジャー-開闢の使者- 1枚 
幻影騎士団ティア―スケイル 3枚    
幻影騎士団サイレントブーツ 2枚  
幻影騎士団ダスディローブ 2枚    
宵星の騎士ギルス 1枚     
オルフェゴール・トロイメア 1枚     
オルフェゴール・ディヴェル 1枚
オルフェゴール・スケルツォン 1枚
オルフェゴール・カノーネ 1枚
D-HEROディナイアルガイ 1枚     
D-HEROディアボリックガイ 2枚     
終末の騎士 1枚   
ダーク・グレファー 1枚     
BF-精鋭のゼピュロス 1枚     
未界域のツチノコ 1枚    
幽鬼うさぎ 1枚         
影六武衆-フウマ 1枚

〈魔法〉  
おろかな副葬 2枚     
おろかな埋葬 1枚  
閃刀起動-エンゲージ 1枚   
閃刀機-ホーネットビット 1枚   
増援 1枚   
D・D・R 2枚    
闇の誘惑 2枚    
フュージョン・デステニー 2枚 

〈罠〉       
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン 1枚  
幻影霧剣 2枚      
幻影剣 1枚      
オルフェゴール・クリマクス 2枚      
ブレイクスルー・スキル 2枚

〈エクストラモンスター〉  
D-HEROデストロイフェニックスガイ 1枚        
シューティング・ライザー・ドラゴン 1枚         
水晶機功-グリオンガンド 1枚        
幻影騎士団ブレイクソード 1枚
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 1枚   
宵星の機神ディンギルス 1枚       
閃刀姫-カガリ 1枚              
閃刀姫-ジーク 1枚      
聖騎士の追想イゾルデ 1枚    
水晶機功-ハリファイバー 1枚       
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ 1枚       
オルフェゴール・ガラテア 1枚     
オルフェゴール・ロンギヌス 1枚  
幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ 1枚  
ヴァレルロード・ドラゴン 1枚

以上

今回は安定感を持たせつつ、墓地のモンスターの調整が容易にできる幻影騎士団をメインギミックとして取り入れました。また、ハイドランダ―と同族性同種族で相性が良く、ハイドランダ―のサーチを可能とするオルフェゴールも同時に採用し、デッキパワーの底上げと安定してハイドランダ―を出すギミックを実現することができました。


メインギミック-幻影騎士団-

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まず初めに本デッキのエースモンスターであるハイドランダ―をサーチする手段として、私はオルフェゴール・クリマクスを採用しました。クリマクス自信を墓地から除外することでデッキ及び除外ゾーンから闇属性・機械族モンスターを手札に加えることができるので、この効果でハイドランダ―をサーチします。クリマクスを墓地へ落とす手段としては宵星の騎士ギルスの①効果やおろかな副葬を利用します。
また、ハイドランダ―の特殊召喚条件である”自分の墓地にモンスターが5体以上存在し、それらのモンスターのカード名が全て異なる場合”を達成することも念頭に入れた結果、次の基本ギミックが完成しました。

今回のデッキのメインギミックの初動となるのは幻影騎士団ティア―スケイルです。実際に動きを見たい方は、過去に私がyoutubeに投稿した動画がありますのでそちらを参考にしてください。(少しデッキレシピが異なります)


では、早速文章で解説していきます。

〈条件:ティア―スケイル+手札コスト1枚〉
1. ティーアースケイル召喚

2.ティア―スケイルの①の効果で手札1枚をコストにデッキからダスティローブを墓地に送る

3.墓地のダスティローブの②の効果でデッキからサイレントブーツをサーチ

4.手札のサイレントブーツを特殊召喚

5.盤面のティア―スケイルとサイレントブーツで聖騎士の追想イゾルデをリンク召喚、イゾルデの①効果で戦士族をサーチ(基本的には開闢)

6.イゾルデの②効果でD・D・Rを墓地に送って影六武衆フウマを特殊召喚

7.イゾルデとフウマで水晶機功-ハリファイバーをリンク召喚、ハリファイバーの①の効果で幽鬼うさぎを特殊召喚

8.墓地のサイレントブーツの②の効果でデッキから幻影霧剣をサーチ、この時、墓地のティア―スケイルの②の効果でティア―スケイル自身を墓地から特殊召喚する

この時点で盤面にハリファイバー+ティア―スケイル+幽鬼うさぎとなっている。このまま相手にターンを返す。

9.相手ターンにハリファイバーの②の効果でシューティングライザードラゴンをシンクロ召喚、ライザードラゴンの①の効果でデッキからオルフェゴール・ディヴェルを墓地に落とし、ライザードラゴンのレベルを3に変更する。(盤面:ライザー[レベル3]+ティア―スケイル+幽鬼うさぎ)

こうすることによって次のターンからディヴェル→ギルスと繋ぎ、ギルスの効果でクリマクスを墓地へ送り、クリマクスの効果でハイドランダ―をサーチすることができます。

また、幽鬼うさぎ単体でも相手ターンの妨害(ハリファイバーの制約から外れるため)となりますが、盤面のライザー[レベル3]+ティア―スケイル+幽鬼うさぎで水晶機功-グリオンガンドをシンクロ召喚して相手の盤面と墓地を荒らすことも可能です。グリオンガンドは戦闘・効果で破壊られた場合、除外ゾーンからモンスターを特殊召喚できる効果を持っているため、ダスティローブやサイレントブーツの効果を使いまわすことができる上、モンスターが残ればディヴェルの効果で特殊召喚したギルスとリンク召喚、召喚権を残したままガラテアをリンク召喚することもできます。

この動きでだけで自分ターン開始時には墓地には5体のモンスター(イゾルデ、フウマ、ライザードラゴン、幽霊うさぎ、ディヴェル)が存在し、最初のティア―スケイルの手札コストやディヴェルの効果で特殊召喚したギルスをリンク召喚の素材などに利用すれば、容易にハイドランダ―の特殊召喚条件を満たすことができます。また、デッキ内に複数枚採用しているティア―スケイルはこの時点で1枚除外されているため、ハイドランダ―の効果の障害となるケースは少ないと考えられます。(運悪く墓地に2枚落ちてしまったときは使い終わった霧剣や、開闢の効果で除外すればok)

これがメインギミックとなりますが、45枚デッキでティア―スケイル又は、増援が初手に来る確率は先攻38.66%後攻44.80%と非常に少ないのが課題となります。一応、闇の誘惑のドローや、ダスティローブ+サイレントブーツの最低限のイゾルデまでつなげる組み合わせなどがあるのでもう少し確率はありそうですが、それでも50%には満たないでしょう。

そこで本デッキのよく利用するメインギミック以外の動きを紹介しましょう。


サブギミック①-オルフェゴール-

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このギミックに関しては素人の私よりも読者の皆様のほうが知識が豊富であると思いますので、詳しくは語りませんが、軽く紹介していきたいと思います。

本デッキでオルフェゴール展開をする初動となるカードは、宵星の騎士ギルス終末の騎士ダーク・グレファー(+闇属性モンスター)、おろかな埋葬の4枚です。

いずれかの初動札からスタートし、オルフェゴール・ガラテアをリンク召喚、ガラテアの②効果で除外されている機械族モンスターをデッキに戻すことでデッキからオルフェゴール・クリマクスをセットし、相手ターンの妨害を構える。又は、おろかな副葬などの墓地にクリマクスを落とすことができるカードがあれば、ガラテアの効果を使わずにそのまま宵星の機神ディンギルスをエクシーズ召喚、ディンギルスの①効果で除外されているディヴェルをエクシーズ素材に加えて耐えの姿勢をとるのがいいでしょう。


サブギミック②-閃刀姫-

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このギミックは、閃刀起動-エンゲージ又は、閃刀機-ホーネットビットが手札にあるときによく利用します。

このギミックのメリットは、”召喚権を使わずに闇属性リンク2のモンスターを場に出せる”というところにあります。
つまり、余った召喚権で闇属性モンスターを召喚することで、幻影騎士団ラスティ・バルディッシュをリンク召喚、そのままイゾルデ→ハリファイバーとつなぐことができます。
また、ダスティローブやディヴェル、ゼピュロスなど、単体で手札にあると弱く、墓地にあると強いカードを、リンク召喚のついでに墓地に送れる点も非常に優秀な点と言えるでしょう。


サブギミック③-アナコンダデスフェニ-

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言わずもがな、現環境最強の出張セットともいえるアナコンダデスフェニですが、このデッキとも相性抜群です。

使う場面としては灰流うららなどで妨害された時や、メインギミックの動きで初手に影六武衆フウマを引いてしまっているなど、十分に展開しきれない時に利用します。

デストロイフェニックスガイ自身が強力ということもありますが、このデッキではどの属性のモンスターでも闇属性のリンク2のアナコンダに変換することで、ラスティバルディッシュに繋いだり、融合素材にしたディアボリックガイ、ディナイアルガイを利用して、ラスティバルディッシュやヴァレルロードドラゴンをリンク召喚したりと強力なモンスターを呼びだすことができます。
また、普通の出張セットと違って今回はディアボ&ディナイアルのセットなので安く済む点も魅力的ですね!(アナコンダに目をつむりながら)

欠点としては、デストロイフェニックスガイを毎ターン墓地から特殊召喚すると、オルフェゴールクリマクスのサーチ効果を使うタイミングがなくなってしまう点です。(クリマクスのサーチ効果はそのターン闇機械しか特殊召喚できない制約が付く)

ですが、この欠点を超える利便性と制圧力があるため今回は採用しました。

以上がサブギミックの紹介となります。
次に残りのカードの採用理由などを個別で解説していきたいと思います。


残りのカード解説

メイン・サブギミックには組み込まれてはいませんが、それそれいろいろな仕事を持っているので軽く解説します。

◦デスペラード・リボルバー・ドラゴン
クリマクスからサーチできる第2のエース。墓地肥やしができていない時にハイドランダ―の代わりとしてサーチすることもしばしば。尚、コイントスは常に裏()

◦カオス・ソルジャー-開闢の使者- 
イゾルデからサーチする第一候補。効果も強力であるが、墓地の光と闇属性を除外する効果で、墓地で複数枚被ってしまったティアースケイルなどの除外する仕事も兼ねている。ほかの採用候補としてはゴッドフェニックスギアフリードなど。

◦BF-精鋭のゼピュロス
ライザードラゴンの効果で墓地に落とす第2候補。ハイドランダ―の特殊召喚に回数制限がなく、かつ効果がターン1(名称ターン1ではない)ため、ゼピュロスでハイドランダ―を戻して効果を複数回使うことも可能。 
    
◦未界域のツチノコ
召喚権を使わず特殊召喚できる最強のモンスター。引いてしまったクリマクスを墓地に送ったり、追加のワンドロー効果で初動を引いてきたり、手札に残ったモンスターを召喚してアナコンダをリンク召喚したり、出来ることは無限大。値段が高いのも納得の強さ。ちな筆者は某本・OFFで300円で購入できました。ラッキー

◦幽鬼うさぎ
ハリファイバーから持ってくる汎用的なレベル3チューナーとして採用。素引きしても妨害として機能し、相手ターンになればハリファイバーの制約からも外れ単体妨害として機能する点が、ほかの手札誘発娘より優れていると思い採用。あと絵違いがかっこ可愛い

◦D・D・R
イゾルデの効果で使う装備魔法として採用。素引きした場合でも除外ゾーンのモンスターを墓地へ戻せるのでかなり強力。手札1枚切る効果も、引いてしまったクリマスクを墓地へ送れるので相性◎

◦ブレイクスルー・スキル
素引きでも強く、ハイドランダ―の効果で墓地に落ちても有効に使えるため採用。ほかの候補としては光の護封霊剣などが挙げられる。

◦ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
幻影騎士団ブレイクソードから繋ぐランク4エクシーズモンスター。最近レリーフを購入したがめっちゃかっこいい。

◦ヴァレルロード・ドラゴン
アナコンダデスフェニギミックのおかげでリンク数を伸ばせるため強力なリンク4闇属性モンスターとして採用。ほかの採用候補としてはヴァレルソードドラゴンアクセスコードトーカーなどが挙げられる。

これで大体のカードの採用理由となります。
他の採用候補のとしてはリンクリボーや、魔界発現世行きデスガイド、最近登場したスモールワールドなどが挙げられます。
特にリンクリボーに関しては展開パターンに拡張性が生まれるので採用したいところですが、抜くカードが選びきれなくてしぶしぶ採用を見送っております。


まとめ

いかがだったでしょうか?

従来のハイドランダ―デッキでは基本的にハイランダー構築(すべてのカード1枚採用する構築方法)であったり、妖精伝姫シラユキで無理やり除外するデッキが多くみられましたが、これらデッキより安定感を持ちつつデッキパワーが高いデッキに仕上がったと自負しております。
正直フリー対戦用にしてはパワーカードの詰め合わせなのでトラブルにならないように気を付けてくださいw

ちなみにすべてのギミックの初動札計10枚のうち、1枚でも引く確率は先攻73.42%、後攻80.07%と非常に高い確率となっております。

まだまだ発展途上ではありますが、読者の皆様のお役に立てれば光栄です。

ちなみにこちらのレシピですが概算で
メインデッキ:約7300円
エクストラデッキ:約7200円
計14500円程度となります(ストレージ漁ればもっと安くなると思います)

すでに大方のパーツがそろっている方はぜひ組んでみてはいかがでしょうか??

それではよきハイドランダ―生活を!

最後までご覧いだだきありがとうございました。

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