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【遊戯王】相棒が牢屋行き!?今後のネフティスの可能性について

みなさんこんにちは。ポセインです。
今回は古くは2004年から愛され続け、ついにテーマ化まで果たした「ネフティス」について書いていきたいと思います。
拙い文章ではありますが、よろしければコメント等いただけると嬉しいです。

では早速行きましょう。
※本来はデッキ紹介までやりたかったんですが、書いていくうちにいろんなギミックを思いついてしまったので、デッキ紹介はまた次回にしたいと思います。


その日、相棒が死んだ

みなさんはネフティスデッキと言われると何を思い浮かべるでしょうか??
純構築?ネフティスユベル?炎王ネフティス?
おそらく一番に思い浮かぶのは真竜ネフティスではないでしょうか。
私自身、ネフティスデッキを組もうと思ったときに一番検索に引っかかったデッキでした。


ネフティスは効果破壊をトリガーに効果を発動するテーマであり、真竜王も同じような効果を持っているため、非常にシナジーがあうデッキとなっています。
さらにこの2つのテーマのエースカードの相性も良く、魔法トラップをすべて破壊するネフティスのエースカードの一つ「ネフティスの鳳凰神」、モンスター効果を封殺する真竜王のエースカード「真竜王V.F.D」の2枚で相手の盤面を壊滅させることができました。

しかし、その日は唐突に訪れたのです。

2021年10月1日制限改定

禁止カード






真竜王V.F.D






その日、ネフティスの最強の相棒が死んだのです。






相棒死んだ今、ネフティスにできることは...

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本題に入る前に、まずはネフティスの簡単な解説と現状について説明します。

ネフティスデッキは、儀式とリンクをメインに扱うテーマであり、手札のカードを破壊しながら、ネフティスカードをサーチ・サルベージ、儀式召喚をして展開していくテーマです。
また、ネフティスの共通効果として、効果で破壊されると次の自分スタンバイフェイズに様々な効果を発動する効果があり、次のスタンバイ時とだいぶ遅いタイミングになるが、儀式召喚で消費したリソースを回復することができます。


みなさんも承知の事実であると思いますが、儀式召喚はリソースをめちゃくちゃ消費するギミックであり、それをリンク召喚とつなげるのは非常に難易度が高いです。

ネフティスも例にもれず、儀式召喚に大量のリソースを消費するはずなんですが、なぜかネフティスリンクモンスターのリンク召喚条件が重い!!

ふざけんな!!もっと軽くしろ!!



どのくらい重い条件かというと、
守護神-ネフティス」はネフティスモンスター2体
焔凰神-ネフティス」は儀式モンスターを含むモンスター2体以上
と、儀式召喚以外で特殊召喚できるギミックがほぼ無いネフティスにとっては重すぎる召喚条件です。
さらに焔凰神-ネフティスに至っては最低でも2体は儀式モンスターを含めないと真価を発揮しない効果となっているため、本当に運用が難しいテーマでした。


しかし、そんなネフティスにも救世主が現れました。

それが「ネフティスの繋ぎ手」です。

この儀式モンスターの登場のおかげで横展開が可能になり、かなりリンクモンスターが使い安くなりました。


そんなネフティスデッキですが、VFDが監獄送りになった今、


”先攻でやることが無い”


前まではとりあえずVFD立てとけばよかったですが、今はやることが全く思いつきません。
そもそもネフティスというデッキに妨害効果を持ったモンスターがいないので仕方ないですね()
しいて言うならネフティスの鳳凰神を効果で破壊しておくくか、儀式モンスター2体以上を素材にした焔凰神-ネフティスを立てるくらいしかありません。

しかし後攻となれば話は別です。
近年強力なレベル8モンスターがどしどし追加されており、ネフティスとの相性もなかなかいいものが多いです。

このような背景から、現代ネフティスはランク8エクシーズを使った後攻型がいいのではないか?と考えました。

というわけでいくつかのギミックを紹介したいと思います。

効果破壊が相性抜群!?フルール・ド・サージュ

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1つ目に紹介するカードは、つい先日発売されたデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-で登場した「時花の賢者-フルール・ド・サージュ」です。
まずは効果をおさらいしていきましょう。

時花の賢者-フルール・ド・サージュ
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドのモンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のカードを破壊する。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、自分のデッキ・墓地から植物族・レベル1モンスター1体を選んで手札に加える。

①の効果は自分フィールドのネフティスモンスターを破壊しながら、相手の盤面のカードを破壊しながら自身を特殊召喚するというアドアドのアドを稼ぐことができます。
実践的なコンボとしては、ネフティスの祈り手を召喚、効果を使い終わった祈り手を対象にサージュの効果を使って特殊召喚、次のターンにネフティス魔法・罠をサーチするといったところでしょうか。
と言っても、サーチしたいネフティス魔法トラップがほぼ無いんですが()

ただ、手札が整っていなければ棒立ちになりかねない祈り手を能動的に処理できるのはよいのではないでしょうか?

また、フルールつながりでもう一枚「死の花-ネクロ・フルール」を紹介しましょう。

死の花-ネクロ・フルール
①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール」1体を特殊召喚する。

このカードはどこからでも効果破壊された場合に時花の魔女-フルール・ド・ソルシエールを特殊召喚することができます。
ネフティス下級モンスターは全員手札を破壊することで効果を発動できることから、ネクロフルールは非常に相性がいいです。
また、サージュの効果で回収もできるので、無限ハンドコストとして機能させることもできます。
これといったコンボはまだ思いつきませんが、ネフティスの祈り手+ネクロフルール+相手の墓地1体でデコード・トーカー・ヒートソウルまでつながるのは覚えてて損はないかもしれませんね。
ネクロフルールの効果は、デッキからのみ特殊召喚なのでソルシエールを素引きすると弱くなってしまいますが、ネフティスやトレードインのコストにして、サージュでデッキに戻してしまいましょう。

このギミックは割と使えそうなので、私ももう少し研究を進めていきたいと思います。


後手と言えばこれ!壊獣

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2つ目は壊獣です。
みなさんご存じの通り、どんな体制持ちのモンスターでも大体除去してしまう壊獣ですが、ネフティスとの相性は抜群です。

それがこのカード「妨げられた壊獣の眠り」の存在です。

妨げられた壊獣の眠り
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドのモンスターを全て破壊する。その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスターを自分・相手のフィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

言わずもがな、①の効果はネフティスの効果を有効に使いつつ、相手の盤面を更地にしながら、レベル8モンスターを立てられます。
②の効果も強力で、墓地に送られたターンは使用できないものの、確実にモンスターを手札に加えることができるので、儀式の素材に使ったり、相手の妨害を乗り越えるのに非常に役立ちます。
また、効果破壊耐性持ちのモンスターを壊獣に変換することでネフティスの蒼凰神の効果で除去できるようになる点も良いと思います。

デュエルリンクスでもおなじみ炎王

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続いては炎王です。
炎王は自身のモンスターを破壊することに長けているテーマであり、ネフティスとの相性は抜群です。
炎王の中でも目玉となるこの2枚を紹介しましょう。

炎王神獣 ガルドニクス
このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功した時、このカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから「炎王神獣 ガルドニクス」以外の「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
炎王の孤島
「炎王の孤島」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分メインフェイズにこの効果を発動できる。自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、デッキから「炎王」モンスター1体を手札に加える。
②:自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこの効果を発動できる。手札の鳥獣族・炎属性モンスター1体を特殊召喚する。
③:フィールドゾーンの表側表示のこのカードが、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動する。自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

ガルドニクスは毎ターンブラックホールを飛ばして、相手を壊滅させながら自分はネフティスの効果でサーチ・サルベージ等を繰り返すことができます。
また、儀式モンスター2体を素材にした焔凰神-ネフティスやエクシーズモンスターの宵星の機神ディンギルスなどを立てておけば自分の盤面は最小の被害で、相手には甚大な被害を与えることができます。

炎王の孤島は手札のモンスターを破壊できるので、手札に来た鳳凰神などを破壊しながら、炎王をサーチすることができます。
本来デメリットである③の効果も、先ほどと同じように、ネフティス下級モンスターを盤面に残して置いたり、効果破壊されないモンスターを立てて置けばメリットになることもあるでしょう。

ここ1~2年で大量登場レベル8強力モンスターたち

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ここ数年で手札からポンと出で来る強力なモンスターが大量登場しています。
獣王アルファ
妖眼の相剣師
教導の騎士フルルドリス
アルファはフィールドのビースト族を手札に戻すことで、その数相手のモンスターを選んで手札に戻ることができます。
また、効果には名称ターン1がありますが、特殊召喚自体には制限がないので、相手モンスターを除去しながらランク8エクシーズにつなげることができます。

妖眼の相剣師は効果が無効になっているモンスターがいることが条件となりますが、後手の時の妨害として役に立ちます。
ネフティスとのシナジーがあるわけではないので、無限泡影などと一緒に採用するのが良いと思います。

フルルドリスは特殊召喚の条件が緩いため、エクシーズ素材にはしやすいです。妨害効果まで活用するなるとドラグマギミックが必要となりますが、先手できることが少ないこのデッキだからこそ、先行の動きを強くするドラグマギミックは相性が良いかもしれません。
例としては、ネフティスの祈り手で転生炎獣アルミラージをリンク召喚、アルミラージでセキュアガードナーをリンク召喚することで教導の大神祇官のコストを確保しながらドラグマの展開をすることができます。
大神祇官の効果で虹光の宣告者をエクストラデッキから墓地に落とせばネフティス儀式に必要なパーツを持ってこれるので、案外悪くないのかなと考えております。

また、最近の登場ではありませんが、未界域もシナジーがあります。
未界域のサンダーバードは守護神ネフティスからサーチ可能なレベル8鳥獣族モンスターであり、自身も特殊召喚しやすいモンスターなのでランク8エクシーズに繋ぎやすいです。
また、未界域のビッグフットはレベル8の獣族ということで、先ほど挙げた獣王アルファと同時に採用し、メルフィー・キャシィでサーチできるようにすれば、かなり安定感が上がると思います。
使い終わったキャシィはレベル2の儀式召喚素材にしてしまえばいいので無駄にはなりませんし、割と実用的だと思います。

レベル8が2体...来るぞ遊馬!!

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というわけで、レベル8を並べるギミックを紹介しましたが、肝心のランク8エクシーズは何を出すのかという話です。
ありきたりなモンスターが多いですが、一気に見ていきましょう。
宵星の機神ディンギルス
神竜騎士フェルグラント
No.23 冥界の霊騎士ランスロット
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー

ディンギルスは先ほどから紹介していますが、自分のカードが戦闘効果破壊されるときにX素材を身代わりにすることができます。
エクシーズ召喚時の除去効果も強力で非常に使いやすい1枚といえるでしょう。

フェルグラントはモンスター1体の効果を無効にし、効果を受けない耐性を与えます。
妨害としても役に立ちますし、炎王の巻き込まれ破壊から自身の身を守ることもできます。

ランスロットはモンスター・魔法・罠なんでも無効にすることができます。
効果が強制効果なのが欠点ですが、ネフティスは次のスタンバイフェイズに効果を発動することが多いので、ランスロットの効果をよけることができるため、少々シナジーがあると言えるでしょう。(使いずらいことに変わりはありませんが...)

タイタニックギャラクシーは直接のシナジーはないものの、制圧性能は高いため、エクストラに枠があれば採用したい一枚ですね。

あとはエクシーズを使用ということで余った人枠にアーゼウスでも突っ込んどきましょう(シナジー皆無)

さいごに

いかがだったでしょうか?
様々なギミックを紹介してきましたが、どれを採用するか、悩みますね!

最近ネフティス...というかカオスの新規として、「カオス・ネフティス」が登場するなど、これからの新規カードにも注目していきたいですね。

それではみなさん最後までご拝読ありがとうございました。

良きネフティスライフを!!



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