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留学記②

ブライトンでの3ヶ月を終え、ロンドンに引っ越したのが11月でした。サマータイムが終わった11月のイギリスは、16時には日が暮れ、来る日も来る日も、雨。気持ちも晴れず、新たな環境になったのが思いの外ストレスになっているのかもと思っていたのですが、ある晴れた日に気持ちがスッキリしていて、ああ、最近の気持ちの落ち込みは太陽を浴びていなかったからか!と合点。
引っ越した先は、カイロプラクテターの大家さんが経営するクリニックの2階のひと部屋でした。1階はクリニック、2階はオフィスで、残りの2部屋を貸し出していたうちの1部屋。文字だけ見るとちょっとしたオフィスビルのような響きですが、2階建の一軒家でした。大家さんもクリニックのスタッフもみんな女性で人種も様々。とても温かく接してもらい、学校はどうか、旦那さんと離れて寂しいのではないかなどなど、いつも気にかけてもらいました。住むところのストレスがまったくなかったのと、久しぶりにきれいなキッチンで思い切り料理もできて、ただひとつの目的だった「暮らす」ことが完全に果たせて、私のイギリス生活は順風満帆だったのでした。

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