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【竜王戦予選】マンムーカミコライ


コンセプト

・晴れで活性のかかった挑発ハバタクカミで、殴りながら展開と受けを咎める対面構築

構築経緯

まず、展開構築、受け構築が一定数以上に存在することから、それらの構築はどうしようもない対策で破壊される(瓦割り挑発、一撃必殺、鉢巻眼鏡、嵌め)可能性を考えて、安定しないと思ったので使わないことにした。
また、耐久に対して火力が一方的に高い環境でサイクルを回すことは不可能だと思い、対面構築を使うことにした。
上記の展開構築や受けに対して、「挑発ハバタクカミ」が刺さり、「晴れ+古代活性」で自然に禁止伝説とも殴り合えるのが強いと思い、コライドン+挑発ハバタクカミを確定させた。
この2体は詰め方のパワーが出る一方、コライドンは初手に置いた際に禁止伝説への行動が難しく、ハバタクカミは晴れ下で使いたいことから、初手に置きたくなかったため、「初手+コライドン+ハバタクカミ」の選出をすることにした。
その際、「ボルトチェンジの一貫を切る」「初動の噛み合いを作らない」という意味で襷地面枠を入れようと思い、その中でも初手の禁止伝説や地面、電磁波ハバタクカミにしっかり殴り合える襷マンムーが強いと思ったので
マンムー+コライドン+ハバタクカミを採用。コライドン、ハバタクカミを裏から出して動かしやすい型にして、構築が完成した。

マンムー@気合いの襷 鈍感
テラスタイプ:地面
意地185-200(252+)-118(140)-*-80-115(116)

地震 氷柱落とし 我武者羅 氷の礫

A-特化
テラス地震×3でHBヘイラッシャを99.3%で落とす
S-最速ガチグマ抜き
HB-陽気コライドンのスケイルショット5発確定耐え、意地は66.6%耐え

硬い禁止伝説の耐性変化テラスをほぼ無視することが出来る「我武者羅」持ち。
地面であることで「ボルトチェンジ」「電磁波」を無効出来る上、その利点を買って採用される地面ミラーでマウントを取れるのが強み。

コライドン@オボンの実 緋緋色の鼓動
テラスタイプ:炎
腕白205(236)-156(4)-182(244+)-*-121(4)-158(20)

ニトロチャージ ドレインパンチ ドラゴンクロー ビルドアップ

HB-炎テラス時、特化コライドンの珠逆鱗×2を下からビルドで94.9%耐え
炎テラス時、陽気コライドンの鉢巻逆鱗×2を下からビルドで57%耐え
陽気コライドンの逆鱗9/16耐え
特化コライドンのスケイルショット99.3%耐え
HD-特化ミライドンの流星群確定耐え(〜195)
S-最速ランドロス抜き

ニトロチャージコライドンを止めるためのオボンHBビルド。下から動いても勝てる算段があるということで、同速をしなくて済むのが最大の利点。
コライドンの最大火力である「炎テラスフレアドライブ」を半減出来、「ニトロチャージ」の火力を高められる炎テラス。
ドラゴンが必ずいる環境なので、基本的にはこのポケモンにテラスを切りたい。
ドラゴンが必ずいるのと、貰い火+ゴーストのような無効コンボを咎めるため、タイプを増やせるドラゴンクロー。逆鱗でない理由は、フェアリー(orフェアリーテラス)+禁止伝説のタイプ受けの詰め方を咎めるため。

ハバタクカミ@ラムの実 古代活性
テラスタイプ:草
図太い159(228)-*-116(244+)-157(12)-156(4)-158(20)

ムーンフォース 祟り目 挑発 電磁波

HB-特化マンムーの地震+礫93.7%耐え
特化コライドンのテラスフレアドライブ確定耐え
HD-特化ミライドンのイナズマドライブ確定耐え
S-最速ランドロス抜き(自分のコライドンと同速)
CD-端数

マンムーと合わせてミライドンの一致技を切ることが出来る。
単に優秀なタイプと活性、電磁波のS操作により、高い対面性能を誇る。
「ラムの実」は、電磁波祟り目ミラーや追加効果状態異常の殴り合いに強く、受けやクッションに対してテンポを取る持ち物である。特に、一定数いる「毒びし+耐久ポケモン」「ハピナス+ヘイラッシャ」「あくびカバルドン」に強いことを評価している。
草テラスは、ドオーやグライオンの地震とミライドンの電気技半減意識。


後書き

最高1779(残り10戦)から氷柱落とし外しで負け、そこから流れが悪くなり対戦数が足りなくなったので1740付近の3戦残しで撤退しました。
このような公式大会は氷柱落としや電磁波等の9割技は対応範囲を広げられる場合は打つ方が強いと思っているので、何も悔いは無いですが、残念でした。
竜王戦本戦が2/25日であり最終日付近でしたが、その構築を考える必要が無くなったので、そこのリソースもランクマッチに割いて頑張っていきたいです。

構築について
マンムーの地面タイプとカミのラムの実で状態異常耐性がついており相手からの殴り方の直接的な運ゲーを拒否出来たのと、ビルドコライドンがミラーにかなり強いことからコライドン入り全般に対してかなりの勝率を稼ぐことが出来たのは良かったです。
しかし、受け構築が思ってたよりもかなり多かったので、禁止伝説との殴り合いをある程度噛み合いにしてでも、特殊アタッカーである襷ガチグマにして崩しを安定させるべきだったかもしれないです。
(ただこうすると単純な殴り合いで相手のカミとミライドンが明確にきつくなるので、結局マッチング噛み合いかもしれないです)

シングル33の感想
シングル63と違い選出パターンが無く、必然的に選出択そのものが存在しないため、構築依存度が低く構築相性依存度が高い別ゲーと感じました。試合が終わるのが普通より早いのは健康的で良いなと思いました。

ここまで閲覧ありがとうございました!

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