【S7】神速コントロール
こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS7の最終日、朝6時頃までは使用していた構築を紹介します!
とある事情により前期は久しぶりに4ロムやっていたのですが、途中で切った2ロムも4時時点30位と6時時点16位まで行っていて、この構築はそのレート上げに大きく貢献してくれました。
並びは↓です!
それでは構築を紹介していきます!
コンセプト
•どんな選出をしても積み(特に、竜舞カイリュー)の拒否を出来るようにする
•襷パオジアンの氷柱落とし•絶対零度を超強くは使わせない
•一部の構築にイージーウィンを取る
構築経緯
ステルスロックor毒菱を撒いた状態での神速羽アンコカイリュー@残飯の制圧力の高さに着目。
毒菱まきとしては、ゴーストテラスパオジアンと眼鏡カミのムンフォに強いことからカイリューとの相性が抜群に良いと思ったので、ゴツメテツノドクガ。ステルスロックまきには、カイリューと合わせた対応範囲が広いHDディンルーを採用し、構築を組み始めた。
次に、「ディンルーを大きく削れる」「眠るヘイラッシャを崩せる」「鉢巻パオジアンに強い」という要素を持つ、襷痛み分け祟り目ハバタクカミが構築に上手くハマると思ったので採用。
最後に、受けループとキョジオーン絡みに勝てるように隠密マント巧みショックサーフゴー+電気テラバパオジアンを採用。パオジアンはここまでで重めな削り+剣舞パオジアンに強く、構築のSラインを大幅に上げられる拘りスカーフに決定。
構築が完成した。
個体解説
カイリュー@食べ残し
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
195(228)-204(252)-116(4)-108-121(4)-103(20)
地震 神速 アンコール 羽休め
A-特化
S-麻痺最速ハバタクカミ抜き
HBD-残りで出来るだけ高く
テンプレートカイリュー。
残飯を持たせることで羽休めのリーチが伸び、テラスを切った際にはステルスロックも痛くなくなるため、圧倒的にパワーが高くなる。
「ノーマルテラスアンコール+テツノドクガ」により、エナジー、眼鏡両方のハバタクカミを対処することが出来る。
毒菱との相性が非常に良く、眠るの無いヘイラッシャを崩すことが出来たり、シンプルに羽で粘っているだけで相手を削ることが出来るのが強かった。
テツノドクガ@ゴツゴツメット
テラスタイプ:草
特性:クォークチャージ
性格:臆病
181(204)-67-109(228)-160-130-154(76)
(攻撃個体値0)
炎の舞 毒菱 吹き飛ばし 朝の日差し
HB-特化パオジアンの鉢巻噛み砕く13/16耐えのラインのうち、H最大のもの
S-準速イーユイ+2
最強パラドックスポケモン。
この環境ではゴーストテラスパオジアンと眼鏡ムンフォに強く、「フェアリーテラス」を大きく裏目させることが出来るのが強み(今回のテツノドクガはヘドウェが無いためブラフで誤魔化すしかないが、それでも有効)。
今回の型は「毒菱+吹き飛ばし」「ゴツゴツメット」により単純な殴り合いで勝ちやすいのがとても強かった。
また、見えにくいパオジアンのクッションであるので、再戦以外では「交代読み絶対零度」を打たれにくい上、後出し時にも「氷柱落とし→噛み砕く」と押してくれることも少なくなかったので、他の対パオジアンのクッションと比べて使っていて快適だった。
ディンルー@オボンの実
テラスタイプ:鋼
特性:災の器
性格:腕白
261(244)-130-165(36)-67-129(228)-65
ヘビーボンバー カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし
HD-特化イーユイの眼鏡抜群テラバースト確定耐え
特化イーユイの抜群テラバースト×2を83.6%耐え
HB-11n
特化カイリューの嘴飛行テラバースト確定3耐え
特化パオジアンの鉢巻氷柱落とし確定耐え
最強ポケモン。
拘っていないイーユイの抜群テラバーストを2耐えし、眼鏡イーユイのフェアリーテラバーストに対しては「ステルスロック→テラスヘビーボンバー」の動きで圧倒的なアドバンテージを取ることが出来る上、眼鏡水•草テラバーストに対してはカイリューを後投げすることが出来るため、サーフゴーを見て選出されるイーユイをかなり安定して対処することが出来た。
ハバタクカミ@気合の襷
テラスタイプ:ノーマル
特性:古代活性
性格:臆病
131(4)-54-75-187(252)-155-205(252)
(攻撃個体値0)
ムーンフォース 祟り目 電磁波 痛み分け
C-ぶっぱ
S-最速(鉢巻パオジアン意識)
ディンルーに強めな襷痛み分け。
カイリュー+ドクガ及びスカーフパオジアンでは崩せない並びである、チョッキディンルー+眠るヘイラッシャに対して、毒菱さえ撒けば簡単に崩すことが出来る(ムンフォと祟り目で大きく削れる)。
「逆鱗」「神速」を無効に出来るのが、アンコールカイリューと合わせた詰めで役に立つことが多々あった。
パオジアン @ こだわりスカーフ
テラスタイプ:電気
特性:災の剣
性格:意地っ張り
157(12)-189(252)-116(124)-99-86(4)-170(116)
氷柱落とし 噛み砕く 聖なる剣 テラバースト
https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2023/05/01/162436 と同じ調整
「パオジアンに強いパオジアン」であるスカーフ型は、「災の剣」の、「ミラーでは打ち消し合う」という性質を最大限活かすことになるため、非常に強力なポケモンであった。また、ブーストエナジーを吹き飛ばすと確実にツツミ・カミの上を取れるのも強かった。
「A特化電気テラバースト」でヘイラッシャにテラスを強要することで、「ドヒドイデ+ヘイラッシャ+ラッキー」の並びに対して、後述の巧みショックサーフゴーを通すことが出来る。
レギュレーションDでは、パオジアンに強いと言われているポケモンである水ウーラオスの、一見安定行動に思える「スカーフとんぼ返り」を大きく裏目させられる型となるため、依然として非常に強力な型である事に変わりはないと思っている。
サーフゴー@隠密マント
テラスタイプ:フェアリー
特性:黄金の身体
性格:図太い
193(244)-58-159(236)-153-111-108(28)
(攻撃個体値0)
ゴールドラッシュ サイコショック 悪巧み 自己再生
HB-特化キノガッサの地均しに対してHB特化と乱数が変わらないライン
S-余り全て(ミトムを抜きたい)
最強特性ポケモン。
この構築では入れるだけでキョジオーンと受けループへの勝率を大きく上げられる隠密マントで採用した。
ステルスロックディンルーと合わせると、受けポケモンの裏にいがちなイーユイやテツノドクガを簡単に貫くことが出来るため、選出択も無くシーズンを通して高い勝率で勝つことが出来た。
水テラスではなくフェアリーテラスで採用することで、チオンジェンのギガドレインに抜群を取られない上、「鉢巻逆鱗」「ドラゴンテール」に耐性をつけることが出来る。
強かったところ
パオジアンに運ゲーされにくい
神速及び205以上の素早さ(カミとパオ)により、パオジアンの氷柱落としの上から動けることが多かった。
また、この構築の対パオジアンクッションであるゴツメテツノドクガは、再戦でなければ絶対零度ではなく噛み砕くを押してくれることがそこそこあった。
上記の2点により、「氷柱落とし怯み」「絶対零度」に負ける試合を減らせたのはとても良かったと思う。
テツノドクガを活かす構築
殴り合いで簡単に差をつけられるテツノドクガを強く使うことで、対面選出に対して高い勝率を稼ぐことが出来た。
超有利な構築が存在する
受けループとキョジオーン絡みに圧倒的に強い、隠密マントサーフゴーを採用することで当たった瞬間即勝ちになり、レートを稼ぐことが出来た。本来最終日には向かない考え方だが、何故かキョジオーンがまあまあ多かったので、隠密マントという弱いアイテムを採用してもレートを上げることが出来た。
弱かったところ
隠密マントサーフゴー
サーフゴーとしてのパワーが明らかに低いため、構築の対応範囲を狭める原因になっていた。ヘイラッシャに対してサーフゴーを選出出来ないせいで無理矢理毒菱展開を通したりと、無理しないといけない対戦があった。
中盤には隠密マントサーフゴーを使った上でヘイラッシャ絡みにも比較的綺麗に勝てる「ディンルー+身代わりドラテカイリュー+マントサーフゴー」の並びを使っていたが、これはこれで単純な殴り合いで負けてしまうことが少なくなかったので、とても難しい問題であった。
感想
前期は6時半くらいからの対戦で少し下振れ負けが続いてしまい、とどめのように8時半以降の対戦で0.1%以下の確率を引かれる負け方をして、心を折られてしまいました。
しかし、その後の試合でもいつも通りのプレイングを通し、なんとか一桁を取れたのは本当に良かったです。
またチャンスを作って頑張りたいと思います。
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