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少子化対策の話を聞いていて思ったこと

テレビはほとんど付けなくなって、最近はアベマプライムをよく観ています。報道規制がないなかでの議論が面白いから。

昨日は、少子化対策の話を聴いていました。少子化対策・男女共同参画大臣も出ていました。そこで感じたことのメモです。

不登校に関係なさそうですが、関係あるなと思って…。

年収1000万円でも、子育てするのは大変という話について

子ども手当の所得制限のことで少し前に話題になっていましたね。

実際、累進課税で持っていかれるので、年収が増えても手取り額がそこまで大きく増えるわけではありません。

夫婦それぞれが年収400万とか500万円くらいなのが一番手取りが多く、手当もいただけてお得。そう話しているママ友がいました。考えたこともなかったのですが、それを機に何パターンかシュミレーションしたことがあります(^^)

子ども手当は所得制限を設けず「子ども一人」に対して支給してほしい。

若干のゆとりは、産める状況となったご家庭での妊娠出産を後押しするでしょう。

菅さんのお陰で妊活応援制度も整い、産みたい人が産める状況になるために一歩前進しているから。

そうすることで全体的な出生数は上がると思います。

そもそもなんのための少子化対策?

「国家の存続や高齢者を支えるために子どもを産むように言われているようで、それは嫌だ」というコメントがありました。

将来働いてくれれば国の税収が安定する、その目的が透けてみえるような話は、勘弁してほしい。

人と関わることは面倒なこともあるけれど、やはり人に助けられる。そういう感覚が、学ぶ意欲や生きる気力を支えています。

技術の進化はなんのため?
長寿や便利さのため?
長寿や便利さは、本当に人を豊かにしたのでしょうか?

それによって生じている介護の問題、孤立の増加。課題はだいぶ前から見えているのに、あちらを立てればこちらが立たずで進まない。

タブーと言われていることについても対話をしながら、新しい考え方を醸成していく時が来てます。

安心して産み育てられるために必要な要素はお金?

安心して産み育てられるようにと制度が整ったり、財源が投入されている。

それ自体は、本当に素晴らしいこと。実際、日本の育児休暇の制度は、実はアメリカよりも充実しているらしいです。活用はされにくかったり、キャリアに影響はあるものの。

そういうことを知ると、足りないのは意識の改革の方なのでは?と思う。育休取得者を不当な処遇から守る法律もあるので。

国民は日本を嫌いじゃなくて、むしろ好き。無関心でもない。

ただ政治に関心を示したらガッカリすることが多かった。結果、無関心になったのかも。

私は、どうしても一部の政治家が二枚舌に見えてしまいます。

メディアも、なぜスキャンダルばかり追うのでしょう。目先の視聴率がそんなに大事?

本当に信頼できる政治家やリーダーが、自分の住む国や地域を動かしてくれていると感じられたら、安心してこの国で子ども産もうかなって思う人が増える気がします。

制度の隙間を埋めるために

新しく制度を作り財源を投入する。それも重要な子育てインフラですが、それでも困っている人全員を満遍なくは救えません。

不登校支援としても、フリースクールに通う費用を行政が負担する動きもあります。それは家庭の負担軽減になり、フリースクールの基盤安定にもなるため賛成ですが、子どもを流通させたいだけじゃないの?という気持ちも持ちます。

そのお金がなぜ必要なのか。実情どうなっていて根本要因はなんなのか。そこを深く知ろうとせず、居場所は確保できても心は回復する?

モグラ叩き的に財源投入していては、不公平感は高まり、個々のクオリティは下がります。結果、物理的にはつながっていても、心がつながりきらないです。

少子化の話しでしたが、見えない孤立をつくっている構造が見えた。
そんな気がして書きました。

ひとり一人に合った教育環境の実現を目指します。