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モチベーションが下がった時に人はその真価が試される

こんにちは、大江仁です。

みなさんは過去に勉強や運動、趣味、なんでもいいですが、何かに打ち込んで頑張ってきた経験はありますか。

僕はどちらかというと、ザ・器用貧乏で、何を始めても中途半端、投げ出しはしないけど熱中もしない・・・そういうタイプです。

部活はバドミントンをやっていました。
高校生の部活ということもあり、中学からやっている人で上手な人も当然にいるわけです。今思えば、ここで奮起してもよかったのですが、私は成功体験が少ないタイプだったのもあり、目の前に上手な人がいるとすぐに自分の視界からはなかったことにしてしまうタイプです。

私とは別世界の人間なんだと思うことがとても楽だったからです。
同じ土俵に立つことを恐れた、といった方が正しいでしょうか。
大したモチベーションもないので、諦めも早かったのでしょう。

そんな学生時代を過ごしてきたからか、社会人になっても、特段、何かに打ち込むこともなく、やってみたいと思っては、やる気を失い、やめる。。。のような趣味の繰り返しをしていました。
部活は強制力が働いて、ビビりの僕ではなかなか辞められないのですが、社会人の習い事はある意味、選択の自由が与えられていたので、なんとなくフェードアウト・・・なんてこともよくしてきたなと思います。

そこから事業の立ち上げを志して、現在は法人も立ち上げました。共に目指す仲間とタッグを組んでコミュニティを作っていくチームビルディングをし、さまざまな知識もつけ、多くの経験もしてきました。

モチベーション下がったらやめていた私がどうやったモチベーションを保ったのでしょうか。

正解は・・・
モチベーションなんて関係がないのです。

私含めて、人はモチベーションが下がったら、違う何かをやろうとします。
ダイエットで考えてみてください。
よし今日から炭水化物抜いてダイエットしよう・・・とやります。しばらくしたら飽きます。そしたら、「このやり方は私には向かなかったんだ、きっとジョギングとか運動で痩せるのがいいんだな」と考え、ジョギングを始める。また飽きる。「そうだジムに行けばいい」となる。

要するに自分のやる気や感情の上下の理由を自分のやっているツールややり方にもとめようとするわけです。私はまさにこういうタイプ。

でもこうやっていって果たして痩せるでしょうか。否ですね。
大事なことは「自分のモチベーションを高めてくれるやり方を探し続ける」ことよりも「モチベーションの上下で、やると決めたことを投げ出してしまう自分」にメスを入れることです。

確かに、効果的でないやり方を続けることは無意味でしょう。
但しこの判断は客観的なデータに基づくべきです。
気が乗らないから、やる気がしないから、なんとなくという感情的な理由による判断を一切交えないことです。

モチベーションが下がって投げ出す人が他のことをやってモチベーションを維持できる保証なんてどこにもありません。野球選手が野球のモチベーションが下がったからサッカーやります、っていいますか?
但し、人間であるかぎりやる気には波があるのも事実です。

大事なのは「波がある」ということを「受け入れる」ことです。
よく落ち込む人の特徴に「こんな私ではダメなんだ」というのがあります。これはどういう事象かというと、理想の私と今の私を見比べて「こうあるべきなのに、今の私は・・・」と不毛な比較をするわけです。
今の自分を受け入れない。ここに問題があるのです。

「ありのままの自分を受け入れる」というのは「ありのままのあなたで良い」という意味ではありません。成果を作り出すのに必要であるならば、「ありのままのあなた」は変わらないといけない。でも今のありのままのあなたを受け入れてこそ、変化ができます。

モチベーションが下がってしまう時に人間は真価が問われます。
ここで投げ出す人間に信頼は集まりません。
でも一方でモチベーションが下がることはすなわち悪いことではないということも理解しておくべきなのです。気分感情が発生するもの、モチベーションが上がったり下がったりするもの、それも含めて全部自分。
だから、モチベーションが下がっても踏ん張ってやるべきことをやる自分に自分自身を変えていくからこそ、何をやっても、どんな状況でも成果を生み出せる自分になるのです✨

大事なことは、原因を環境や周囲に求めるのではなく、自分自身に向けることであることを常に意識すること。モチベーションなんて関係がないのです。そんなの関係なく、毎日日々やるべきことをやるからこそ、大きな実を結ぶのです。

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