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逢えてとても嬉しい人達

 アルガルベ地方の取材旅行の帰り道に、逢いたかった、行きたかったエヴォラ駅のカフェへ。
 初めてポルトガルで暮らし始めたころ、近くだったこともあって、よく飲んだり、食事をしたりしていたカフェ。  今の村へ引っ越してからは遠くなって中々行けなくて、「今度はいつくるん?」とママさんからラインが来ていたのです。
 「ボア タルディ!」と店に入ると、ママさんンが飛んで出てきてくれました。 その後、マスターがゆっくりとニコニコ顔で・・・。
 ママさんはいつもの様に、「どうしていた? 元気? 日本の子供たちも元気? 孫は? 」と矢継ぎ早に聞いてきます。^-^
  「サウダーデだったよ。日本語でなんというの?」とママさん。 しばらく会えなくて、懐かしんだり寂しく感じたりの心境をポルトガル語は「サウダーデ」と言います。 いろんな日本語が当てはまるのですが、「さ み し い」と答えたら、夫婦そろって「SA MI SI I ・・・」と何度も繰り返して、微笑んでくれました。
 娘はいつ結婚したの? 孫はまだ? どこに住んで居るの? 今度はいつ来るの? と。 ママさんはお客さんが来てもマスターに任せて、しゃべり通し。^-^;
    ビールを頂いて、恒例の写真を撮って、「では、またね。」とお別れしました。
 短い時間でしたが、心が和んだ一時でした。 
 「ありがとう! ジョアキン、テモテオ・・・。」


そうそう、その前にエヴォラ駅のタクシー乗り場で、これまた不思議なご縁でばったり会えた人!

 彼の名は、「ピンパオン」、エヴォラを拠点のタクシードライバー。
エヴォラに住んで居た頃は度々彼にお願いしていました。 日本から友人が来た時なども我が家で飲んだ後はホテルまで。 友人達も「親切な人で、とても良かったよ。」と言ってくれました。
 エヴォラからちょっと離れたアザルージャ村に越してからも、友人が来れば我が家で飲んだ後はピンパオンさんに電話。 
 友人達もピンパオンさんになら大安心なのです。(勿論、他のタクシーももんだいないですが・・・^-^ )

 そんな彼に我等があちこち出かけた折りに、ばったり出会うのです。
 近くの町中で、遠くの街でも。   今までに何度あったのだろうか? 5回? 6回? とても不思議な気がするのです。
 この日も、久し振りに行ったエヴォラ駅で! 彼とハグして^-^。
 元気で頑張っているピンパオンさん、いいな~、^-^

旅の締めくくり・・・良かったな~。

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