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ポートレイト考

巷にはぼけぼけ無害なかわいこちゃん写真が溢れていてどれも同じ人に見えてしまう、、僕だけか。売れている。

だけどここの写真はキレーに撮ろうとかまったく感じないのだ、、なんだろ、被写体もそれを望んでないというか、、。ホンマサンイチカワサンゴメンナサイ。

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写ルンです的な光で撮ったカットもタタあり、

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20年間のポートレイトの集積からのセレクトなのだが、、

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写真集のサブタイトルは「よいポートレイトってなんですか?」

解説など一言もなく、淡々と写真が続く。市川実日子さんのポートレイトが。被写体に力があるからどれもよいのです。

関係性がなす写真。20年間撮り続けた関係性と二人がぶつかりあった瞬間が残っている写真。ともかく何度見ても何かを考えさせてくれる「たのしい写真2」。

家族写真はもう何年撮っているのだろうか。


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