10月13日

憂いを口に出せず
雨すら降らない
穏やかな日常を悔やむ
豊かな想いを
殺し阻もうと企む黒い意志
ボクには見えないが
ボクには耐えられない
目的地は近いが
徒歩ではさすがに息が切れる
死なないけれど
夜が唄えなくなるのは嫌だから
そっと近道
溜息を吐く
それくらいは許されても良いはず

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