Gadget_010 Hasselblad 500C/M
ようこそ、PORT8 CHANNEL.へ
第10回目は、1970年スウェーデン生まれの中判フィルムカメラ
「Hasselblad 500C/M」をご紹介します。
Hasselblad500C/Mは中判一眼レフカメラで、
このように、本体、レンズ、フィルムマガジン、ファインダーと分解、交換することが可能なので、広角・望遠・マクロなどの各種レンズや、フィルムのISO感度別にフィルムマガジンを用意することにより、幅広い撮影シーンに対応できるのが特徴です。
撮影手順は、
1.フィルムマガジンに120フィルムを装填
2.遮光板を抜く
3.ピントや絞りを合わせる
4.シャッターボタンを押す
という流れになります。
Hasselblad500C/Mの良い点は、
1.
35mmフィルムよりも大きい120フィルム(ブローニーフィルム)を使用する中判カメラなので、その分情報量の多い写真を撮ることが出来る。
2.
一眼レフカメラなので、カメラの内部にミラーがあり、レンズに写っている同じ画面をファインダーで確認できるので、
ピントや絞りの効果を実際に目で確認しながら撮影することが出来る。左右反転ですが...
3.
レンズが交換式であり、一部のレンズを除き、
名実ともに世界最高峰のドイツのレンズメーカー「カール・ツァイス製」のレンズを使用しているので、
その場の空気感を写真に落とし込めます。
※下記画像レンズ
HASSELBLAD C Distagon 40mm F4 T*
HASSELBLAD C Distagon 50mm F4 T*
HASSELBLAD C Distagon 60mm F3.5 T*
HASSELBLAD C Planar 80mm F2.8 T*
HASSELBLAD C Planar 100mm f3.5 T*
HASSELBLAD C S-Planar 120mm f5.6 T*
では、作例を少し紹介します。
いかがでしたでしょうか?
私が一番気に入っている点は、このファインダースクリーンですね。
レンズのピントや絞りを反映し、映り込むこのスクリーンがとにかく美しく、現実の世界をこの中に閉じ込めた感じが大好きです。
ちなみに、レンズはレンズアダプターを使用して、
最新のカメラに付けれるので、レンズ資産も活用できますよ。
では、今回はこのへんで。
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