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(全文無料)車のエアコンのガスをチャージしてみた件[ポルシェ964整備]

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みなさまこんばんは。Koshimaです。

夏が近づいてきましたね。私は夏が嫌いなので最悪な気分です。

空冷ポルシェにとっても相当厳しい季節になります。
特に最近の夏の気温は異常ですね。

執筆時点は5月半ばです。
ちらほら夏日もあるので、試しに最高気温29度の日に走らせてみましたが、エアコンが全く効かず、危うく熱中症になるところでした。

昼間の炎天下でのドライブはできれば遠慮したいところですが、これでは夜走るにしても流石に暑すぎです。

エアコンが故障しているとかなり高額な修理になるとのことなので、ひとまずエアコンガスを入れて様子見してみたいと思います。


購入するもの

準備するのは、エアコンガスとゲージの2点です。
どちらも大して高額ではないので、今後のために買って損はしないはずです!

まずはエアコンガスの方から。流石に今どき流通している964はR12からR134aにコンバートされているかなと思います。
R12のままの方はご愁傷さまです。ショップにもっていってコンバートしてもらうか、市場在庫のR12ガスを探しましょう。。。

Amazonでは、R12対応ガスなんてのも売られていますが、そのまま使えるんですかね?
私の車両もR134aにコンバート済みで試せないので、もしR12仕様のままの方がいればこちらを試してみてはどうでしょうか!?

私の場合は、R134a仕様で探せばよいので楽です。
なんでもいいですが、とりあえず日本製のこちらをチョイス。


マニフォールドゲージの方はできれば高圧側も測れるゲージがあると良いでしょう。
車種ごとにバルブの規格が違うなんてことはないはずなので、たぶん気にせず評判が良いものを買えばよいかと思います。

私の場合は前オーナーがトランクに積みっぱなしだったので、それを使用しました。
残念ながら低圧だけでしたが今回はこれで行きます


前オーナーさんに感謝🙏

ガスの補充という観点で必要なのは基本的にこれだけです。
せっかく作業するのであれば、漏れ止めのオイルだったりは必要に応じて一緒に入れるとよいかと思います。

たとえば、高級めな商品であればNUTEC製のものがあったり、もっと安価なものも出ていたりします。
オイルは入れすぎると不調を招くという説もありますので、自己責任で入れてくださいな。(前のオーナーがいつ入れたかだったりもわからないので、初めてやる方は2回目に補充するときに入れるのがよいかも?)

作業手順

私はど素人なのでいろいろはまりましたが、作業自体は順序をしっかり踏まえてやれば単純です。

1.マニフォールドゲージにガスをきっちりつける

オイルを入れる方はオイルから入れるのが良いのでオイル缶からどうぞ。
缶は隙間が内容にきっちり締め付けてほしいのですが、缶を開封しないようにしてくださいな
たいてい缶の上のねじの先に針がついており、それをねじ込む形で開封する仕組みになっています。
なので、このねじが一番緩い状態(針が缶に刺さらない状態)であることを確認してねじ込むと安全です。

開封はまだでお願いします

2.サービスポートにマニフォールドゲージを接続する

サービスポートはこちらの位置になります。
低圧ゲージは青色のねじを外したところに装着です。
もし、高圧ゲージがある方は、赤色のほうにつけてください。
樹脂のねじなので、金具でこじるとがたがたになります。
外しずらいかもですが、根気よく手で回していくといずれ外れるので気合で頑張りましょう。
手にパーツクリーナーを吹き付けると、油分が飛んでグリップ力が上がります(ただし、翌日、手が激しくかさつくので、もろ刃の剣です)

サービスポートへの取り付け後

3.ガス缶を緩めて少しガスを漏らしてから(1秒くらい)、もう一度付け直し、ホース内の空気を抜く

神経質になりすぎる必要はありませんが、あまりのんびりしていると今は言っているガスが抜けすぎてしまうのでクイックにやりましょう。
逆に、ちゃんとホース内の空気を抜いておかないと、それはそれで故障の原因になります。
ちょうどよい塩梅でうまくやりましょう。缶の開封はちょっと待ってくださいね。

4.車のエアコンをONにし、風量をMAXにする

これを忘れると、ガスがうまく入りません。
風量MAX(4)、温度最低(水色の●まで下げる)、エアコンON(雪印マーク)で

私の場合、風量と温度は大丈夫だったのですが、肝心のエアコンONを忘れており、まったくガスが入らず首をかしげていました笑
雪印マークがエアコンってのもわかりづらいですよね。デフロスターかと思っちゃいます。


5.ガス缶を開封、缶が空になるまでガスを入れる

ここまで来て、ようやくガス注入を開始できます。
まずは、缶の開封からです。
ねじを回して穴をあけ、回し切ったところから戻します。
戻さないとちょっとずつしかガスが流れないので、穴をあけるだけでなくて元の位置まで戻しましょう。

ケチって安いほうのオイルを使っています

気化熱でどんどん冷えてくるので、手で温めるなどして冷媒の気化を進めましょう。
RRのポルシェならではのハックですが、排気ガスを使用して缶を温めると早いです。
かなり高温になるので、そんなに熱しすぎて大丈夫なのかはいまいちわかりませんし、服とか髪が臭くなるので、自己責任にてお願いします笑

排気熱をエコに活用

6.缶が空になったら、サービスポートからゲージを抜く

冷え具合を確認し、もし不十分であれば、上記1-6をやり直してもう一缶いれてください。
ただ、ゲージ上、ガスがいっぱいなのに冷えていなかったら、それは故障ですので、あきらめてショップに行きましょう。

まとめ

エアコンのガス再装填はゲージと冷えているかという点以外は目に見てわかることがないので、以外と難しい作業かもしれませんね。
あと、あまりガスを吸いすぎたり、目にガスが入ったりするとよくないとのことなので、心配であればショップに行ったほうが良いかもしれません。
私もエアコンのスイッチを押せておらず、ガスが入らないことでだいぶタイムロスになりました。

とはいえ、次回以降はやり方を完全に覚えたので、スムーズに作業できるのではないかと思います。これでだいぶ維持コストも削減できますね😊

引き続き役立つ記事を書いていきますので、どうぞカンパよろしくお願いいたします!

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