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(全文無料)[ポルシェ964整備]Belkin充電器とRennlineスマホホルダーを一緒に取り付けてみた件

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ベタベタではありますが、愛車ポルシェ964カレラ4にRennlineのスマホホルダーを装着しましたので、レビューさせていただきます。

ポルシェオーナーの方ならきっと、Rennline(レンライン)という名前は、聞いたことがあるのではないでしょうか?
Rennlineは、米国バーモント州のカスタムパーツメーカーで、 BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、ミニなど、様々な車種向けのパーツを製造・販売しています。
特にポルシェ向けのラインナップは一番充実しており、ペダルなど内装部品のラインナップはほかのメーカーの追従を許しません!

スマートフォンホルダーについては、各車種専用のパーツを展開しており、圧倒的な使いやすさと世界観を壊さないフィット感を誇っています。
当然、ポルシェ964は人気車種なので、専用のアイテムも販売されています。
(厳密には、空冷ポルシェのメーターはほぼ同じサイズのため、911だろうと930だろうと964だろうと装着できますね。)

すでにレビュー多数ではありますが、今回はRennlineの空冷ポルシェ向けのスマートフォンホルダーをご紹介します。

購入アイテム(スマホホルダー/ワイヤレス充電器)

今回購入したメインのアイテムはこちらです。

左ハンドル向け装着イメージ

今回は、たまたま本家Rennlineの通販でセールをしていたので、輸入しましたが、通常時であれば円安もあってAmazonで買ってもあまり金額的な差はないかと思います。
発送のスピードなどもあるので、お好きな方からどうぞ。

尚、右ハンドル向けは別なので、間違えないようにご注意ください。

右ハンドル向け装着イメージ

実は、このマウントのマグネット部分は交換可能で、Magsafe対応のワイヤレス充電マグネットに付け替えることができます。
残念ながらAmazonでの出品はありませんが、Rennlineから純正部品↓が出ています。

しかし、この充電器はかなり高額で、$95.00(約15,000円、送料抜き)となります。
さらに送料がかかりますので、かなりの出費です。
とは言え、抜け道がないわけではありません。
この充電器はRennlineスマホホルダー向けの専用設計ではありますが、接続部はただのボールジョイントなので、径が合えばこの充電器でなくとも装着できます。

代替品はいくつか選択肢があるかと思いますが、今回チョイスしたのは信頼と安心のBelkin製充電器。しっかり車載用のアイテムなので、耐久性も十分です。

これはおまけですが、この充電器には、エアコン差し込み口用のボールジョ一方、このMagsafe充電器をRennlineのスマホホルダーと組み合わせた場合、Rennlineのスマホホルダーに付属しているマグネットは不要となります。
このエアコン差し込み口のジョイントとRennlineのマグネットを組合わせることで、もう一つスマホホルダーを作ることができます!
車を2台持っている方でスマホホルダーが未装着の車両がある場合、ラッキーですね。頻繁にレンタカーに乗る方なども、もしかすると便利かもしれません。

また、すでに持っている方は大丈夫ですが、持っていない方はシガーソケットに挿せるタイプのUSBチャージャーを準備しておきましょう。

あまり出っ張りがあるとダサいので、すっきり収まるものを選びました。
ワイヤレス充電とは言え、何となくPD対応の方が速度が速そうなので、こちらをチョイス。

工具的は、特段不要ですが、メーターが固いので内装はがしはあったほうが良いかもしれません。大きすぎなければ何でもよいです。今回は適当に評価を見て↓の工具を購入しました。


装着手順

ステップ① 開封の儀

このスマホホルダー、2万円近くするのに、中華クオリティレベルのビニール袋に入って届くのでまず萎えます(笑)
説明書も折っただけの紙で、適当に袋に入っています。

低クオリティな梱包

まあ、海外製の製品なのであきらめましょう。中身は綺麗です。

動画キャプチャなので、画質が荒くてすみません

一方、なぜかマグネット部分だけは綺麗な箱に入っています。
が、スマホ裏に貼るスチールのプレートががっちりマグネットに張り付いています(笑)
こういう細かいクオリティについては愛嬌です。製品自体はしっかりしているので許せますね。

なんでこっちだけきれいな箱!?の図

この箱の中に入っているもののうち、マグネット本体(↓の黒い部品)は使いません。
使うのは、シルバーのボールジョイントとトルクスレンチだけです。

手前下の部品だけ必要

打って変わってBelkinのMagsafe充電器の方は、最近のガジェットらしくシンプル&クリーンなパッケージになっています。

コストはかかっていなそうだが、とりあえず綺麗なパッケージ

顧客体験という意味で、開封しやすいパッケージの方が好感度が高いと思うのですが、このパッケージは結構開けずらいです。開封するには、シールを切らないと開けられません。コストダウンのせいなのかもしれません。

パッケージシール

中箱があるので、これを引っ張り出します。

中箱の中はビニールを使っていないようです。最近はやりのSDGs的なエコ意識ですね。
エコと見せかけ、単純にコストダウンしているだけなのかもしれませんが!

紙で包んだだけの充電器
本当に紙

充電器自体のほかには、ケーブルとエアコン差し込み口のボールジョイント、あとはストッパーのリングが残っています。今回このボールジョイントは使いません。

左からケーブル、リング、ボールジョイント

ステップ② Belkin Magsafe充電器の取り付け

後でやってもいいのですが、今回は先に装着しました。

まずはストッパーリングをホルダ側に装着します。これを忘れると固定できなくなりますので、ご注意を。

ストッパーリングの取り付け

ストッパーリングが外れないように注意しながら充電器の本体を差し込みます。

充電器の装着

ちょっと固いですが押し込みます。ボールジョイントがはまった感触があればOKです。角度を調整し、そのままストッパーリングを締めて固定します。

装着!

こんな感じで装着できました。

装着完了

ステップ③ クオーツ時計メータの取り外し

ここが一番しんどい工程です。

装着箇所としては、左ハンドルであればクオーツ時計のメーターになります。
メーターを取り外さないと装着できないので、私の個体は滅茶苦茶固く、全く外れなかったので、内装はがしを使って取り外しました。

内装はがしの工具をガスケットの隙間に差し込みます。
適当な差し込みやすい位置に入れて、そこから一周させます。
できるだけ傷つけないように注意しましたが、まあ無理ですね。
擦り傷が少しできてしまいました。無念。


適当な位置から差し込み
ぐるっと一周

ゴム手袋(炊事用の手袋でも可)を使うと簡単に外れるとの噂もありますが、私の場合あまりにも固すぎて、仮にゴム手袋を使ってもとてもじゃないですが外れなさそうでした。

私の場合、これを外すのに一時間以上格闘しました。
前のオーナーの方が外したことがなかったのでしょう。
他のメータはこの穴を使い、後ろから押して外せるのでだいぶ楽ですが、もし同じ作業が必要なら二度とやりたくないです;;

ようやく外れました

ステップ④ Rennlineホルダの取り付け

いよいよRennlineのスマホホルダを装着します。
ハーネス側から装着する必要がありますので、ご注意を。
ダッシュボード→ガスケット→スマホホルダ→メータ枠、という順番で挟み込みが必要です。

この順番で装着するために、まずガスケットを外す必要があります。
ずりずりとずり下げれば外れます。

次にスマホホルダの隙間からハーネスを通す必要があります。ハーネスを取り外す必要はないです。
かなり力が要りますが、グッと力を入れれば、いけます。

隙間からハーネスを通す

うまく通せたらあとは嵌めるだけです。ガスケットの力でしっかりと止まります。

スマホホルダ取り付け後

抜けることはありませんが、ホルダはまだぐるぐる回ってしまいますので、ホルダのネジを締めて回らないようにします。ちょうどよい位置まで回したうえで固定しましょう。
(写真撮影のため、Belkin充電器は一度外しています。)

ところでこの時計、バッテリというか乾電池で動くようにするとかできないんですかね?
いつもキルスイッチで電源を落としているので、時計としては全く用を為していないんですよね。

ステップ⑤ 充電ケーブルの装着

ここまで来たらあとはもう少し。
USBチャージャーをシガーソケットライターに挿し、Belkinのワイヤレス充電器に繋ぎます。
うまく目立たないように、ちょいど良い長さのケーブルを選定しましょう。

横にしてみましたがロゴが逆なので縦がよいかも

まとめ

お疲れ様でした。これで作業は終わりです。送料まで加味すると、1.5万円くらい節約できますね。
本音としてはRennlineのチャージャーの方がかっこいいのは間違いないのですが、故障時の入手性なども踏まえるとBelkinの方が総合力は上でしょう。

とはいえ、今のスマホはiPhoneではないのでMagsafe非対応で、しかもかなり古いのでそもそもワイヤレス充電できないという事実に気づいたのでした(笑)

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