留学体験記②
Olá!大阪大学外国語学部ポルトガル語専攻のCKです。
よろしくお願いします^^
<概要>
・2019年10月〜2020年5月(コロナウイルスの影響で3月末に帰国、そのあとオンラインで授業)。
・リスボン大学文学部の外国人向けの語学コースと、言語学研究室に所属。
<きっかけ>
高校生の頃から語学やヨーロッパに興味があり、大学でポルトガル語を専攻することになりました。また大学で留学生支援活動をする中で、「自分も知らない場所に、新参者として一人で飛び込んで、知見を広げたい」という思いが強くなりました。
<留学中何してた?>
ポルトガル人、フランス人、ドイツ人、トルコ人、スペイン人たちとシェアハウス。
カオスな状態だったので、自らハウスルールを作っていました(口うるさい日本人と思われてたかもしれない😂)。ポルトガル人のフラットメイトが仲良くしてくれ、よく一緒に出かけていました。
1日の流れは、こんな感じでした👇
平日:午前は授業→友人たちとご飯→午後はワークショップに参加したり、図書館で勉強 → 夜はフラットメイトと夕食。
休日:図書館に行ったり、現地でできた友人とお出かけ。
また他の留学生やポルトガル人たちと、ポルトガルの情報を発信するウェブメディアを企画・運営していました。
<留学で得たもの>
たくさんありますが、一部抜粋。
一生ものの友人ができたことです。初めの数ヶ月は、信頼できる人が誰かわからず寂しく感じることもありました。しかしポルトガル社会に自分から主体的に入っていこうと努力し続けていると、生活面や勉強面で助けてくれたり、遊びに誘ってくれる人たちが出てくるようになりました。
日本にいると、日本に興味のある外国人にしか出会うことができません。しかしポルトガルでは、日本のことをよく知らない人が大半です。そんな環境でも、ゼロから信頼関係を築き、一生ものの友人が複数できたことは大きな喜びでした。
<留学中しんどかったこと>
こちらも一部抜粋。
留学3週目に、全身をノミに噛まれ、痒くすぎて撃沈したことです🥲 診察してくれたポルトガル人の医者には「ノミの場合、自分で見つけて殺すしか、退治する方法はないね!」と言われ、幸先が不安になりました(その後、痒み止めと虫除けでどうにか凌ぎました)。
あとは、コロナウイルスの影響で、3月に急に帰国することになったのですが、その時が何より辛かったです。
コロナウイルスの状況がひどくなってきて、「ポルトガルに残っていたい」けど「帰った方が良い」という、当時の自分にとっては受け入れ難いような現実に直面し、メンタルが不安定になっていました。結局帰国することにしたのですが、せっかく馴染んできた大好きなリスボンの地や、仲良くなった友人たちと突如別れざる得ないのが辛くて、泣きながら荷造りし、帰りのフライトでもずっと泣いていたのを、今でも鮮明に覚えています。誰かに背中をつままれて、じたばたしながらも何も抵抗できずにポルトガルから日本に運ばれるような感覚でした。
<その後の活かし方>
笑あり、涙ありの留学生活でしたが、ポルトガルで学んだこと、そこでできた繋がりを通して、ポルトガルや国際関連の活動に複数取り組んでいます。
また現地でできた友人たちが、勉強面・人間性のどちらにおいても秀でていて魅力的だったので、自分自身も一層勉強や読書に励むようになりました。ポルトガルやそこで出会った友人たちに思いを馳せながら、自分が今できることを頑張ろうという次第です。
ちなみに。。。仲良くしてくれたポルトガル人👇 エマ・ワトソンに似ています(笑)
アジア人という見た目で嫌味を言われてショックを受けていた時に、その人がくれた言葉👇
”Os amigos são para rir, mas também para apoiar quando estamos mais tristes. É sempre que te sentires triste, se precisares de mim, estou sempre disponível.”
「友達というのは笑い合うもの、そして悲しい時に支え合うものだよ。悲しいとき、私が必要だったら、いつでも頼っておいで。」
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♀️
住んでいたアパートのキッチンから見える、レモンの木🍋
お天気もぽかぽか☀️