禁酒日記5-1

今更言うまでもないが、ほとんど禁酒はできていない。節酒日記くらいが関の山だ。お酒の量を減らすなら、飲んだ日にだけペナルティで日記を書くとかのほうがいいのかもしれない。
まあでもそんなことをして続くのは最初のほうだけだろう。人間は面倒くさいことをやりたがらない。策を弄しても気分は長く続かない。

だいたいなんでも気分が決める。
自分の機嫌を自分でとれる人が偉いみたいな話があるし、もっともだと思うけれど、それも行き過ぎればアルコールや薬物への依存に繋がりそうだ。

自分で自分を承認することはかなり難しい。それができるためには、過去に他人からもらった承認が必要なのではと思う。
つまり、自分の機嫌を自分でとれる人というのも、過去にたくさん機嫌をとってもらった人である。そもそも他人から機嫌をとってもらった経験が少なければ、自分がどのようなときに心休まるのかわからない。

私たちは何だかすぐに虚しくなる。



続けられるかわかりませんが過去作の曲の単品販売に使おうかなと思ってます