実はすごいことをしている

僕が障害について話をしたり説明したりすると何の悪気無く
こんなこともできないの？と言ってきたりする人がいる
疑問として聞いてくれるのは
嬉しいけど
このやり取りの場合は
こんな簡単なこともという意味が含まれている気がしてあまり好きではない
確かに僕が毎回つまずく事といえば
毎日の着替えや靴の左右が分からなくなるとか単純で簡単に見えてしまうものが多い
出来て当たり前と言われるようなことが難しい場合もある
さっき例に出した
靴の左右はいまだにあまりわかっていない
右の靴も左の靴も色も形も一緒なのにどうやってみんなが判断しているのかわからない
だから僕の靴には
右の靴にみ、と書いてある
僕の周りの人たちや友達が当然のように間違うこと無く出かけているのを見ると心の底からから難しいことをしているなあと思う
靴紐が結べると言うのは僕の感覚で言うとイリュージョンとかそんなレベルで
天才ではないかと思うことがある
だから思う天才のハードルは低めに設定されている
でも僕から見るとそのくらい
すごいことをしていて
逆にどうしてこんなことができるのか聞いてみたくなる
できないことがあっても
へこむのではなく
できることがすごいと思えるようになりたい
「今日の涙は明日の笑顔になったらいいけど」ポルノグラフィティ
瞬く星の下で