やったことあるゲームを振り返る ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会
以前記事に書いたのだが、人生でのベストチョイス場面
ファミコンハウスというゲームショップで父親から
ロックマン3、ぼくドラキュラくん、大運動会の中から好きなソフトを選べと言われた日
僕はロックマン3を選んだ。
後日、学校帰りに草むらに落ちているぼくドラキュラくんを発見!
急に手に入れることができた。
そのまた後日、友達が持ってきた大運動会をみんなでプレイしていると、父親も参加
父親はめちゃくちゃハマり、その日のうちに大運動会のソフトと、4人プレイできる専用マルチタップを買いに行くことになった。
あの時のソフト3本丸々手に入ったのだ。
ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会
めちゃくちゃハマった。
人生でハマったゲームを答えるなら
ファイナルファイト、ガーディアンヒーローズに次いでこの熱血行進曲と答えるだろう。
スマブラやFPSでやられてしまいブチギレる外国人の動画が流行っているが
正直自分も友達に負けると自分もそのくらいブチ切れていた。
ファミコンも壊しそうになったこともある。
良い意味でも悪い意味でもそのくらいハマったのがこのゲームだ。
今やゲームのスピンオフで、スマブラのようにキャラが大集結して運動会的なミニゲームをやるゲームは多数あるが
当時はその走りであり、色んなキャラが大集結してプレイできるというワクワクを感じたのが
この大運動会とコナミワイワイワールドである。
しかこのゲーム、くにおくんシリーズのテイストをそのまま乗っけているのでクロスカントリーや障害物競走などのプログラムに
殴る蹴るは当たり前、落ちている武器やタイヤを使って相手をはめ殺すという部分がメインとなっている。
このなんでもあり感と4人でプレイ出来るという楽しさは
当時の小学校の自分には夢のようなソフトに思えた。
しかもこのゲームあからさまにゲームバランスが悪く
冷峰学園がでたらめに強く、花園高校が最弱なのだ。
そりゃあもう最初のジャンケンで冷峰学園の取り合いになり
花園を選んだやつはもう半分勝負を投げ出した状態に陥る
小学校の頃は手加減なんかしないもので
花園のやつを毎回ボコっては圧勝するという流れで
大抵みんな喧嘩に発展する。
しばらくやり込んで行くと、強すぎる冷峰学園をみんなで倒そうという流れになってくる
そこでもまた喧嘩に発展する。
そして毎日プレイしていると毎日同じ友達というわけには行かない。
たまに遊ぶ友達に冷峰を取らせて花園でボコる
そこでもまた喧嘩に発展する。
これで喧嘩になった同級生は数知れず
田村くん、テラピー、新井君、もっちゃん…
殴り合いの喧嘩はもちろん、その日以来会話して無い人もいる。
このゲームとドカポン、桃鉄は本当に友達失くしかねないゲームだ。
ただそのくらい理不尽で、のめり込めて、アドレナリンを発するゲームはそこまで無いと思う。
今はオンラインでいわいるガチ勢が弱者を思い切りボコり、煽ってイラつかせるというとても悪い風習があるが
自分たちもオフラインでそれをやっていたということを今になって思い出した。
今やEスポーツとしてゲームが正々堂々闘う大会にまで発展している。
ゲームというのはみんなが楽しんで、健全にプレイ出来るものが良い
だが、こういう理不尽で怒りをぶつけてしまうくらいのゲームの方が、勝った時、うまく行った時の気持ち良さは計り知れない。
ウシジマくんでパチスロで当たった時に出る高揚感とアドレナリンの放出が癖になる
というシーンがあった。
それに似ているかも知れない。
ということは、パチンコ依存症の人を更生させるには、この大運動会がうってつけなのかも知れない。
色々なものに依存してしまった更生施設にこの大運動会を置いて見てはどうだろうか?
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