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やったことあるゲームを振り返る 悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん

はたまた私が小学校の時のこと、またまた父ちゃんが「ゲーム買いに行くぞ!」との一言で町のゲーム屋さんファミコンハウス

ファミコンハウス?

ネットで検索したらファミコンハウスというチェーン店が色々出てきたが、僕が住んでいた群馬県館林には、30年位前におそらくチェーン店では無いファミコンハウスがあった。
大通りに6畳くらいのプレハブ小屋がありファミコンハウスと手作り感満載の看板、中に入るとむあっとした空気に包まれて空調もままならない狭い小屋の中で20代くらいの兄ちゃんがゲームやっている店。
それが僕の知っているファミコンハウスだった。

父「最近人気で面白いゲームどれだ?」

と言ったので

学校で流行っていたゲームを3つチョイス

ロックマン3、くにおくん大運動会、ぼくドラキュラくんの3つだ。

店員さんにその3つのソフトをカウンターに並べてもらうと

父「どれか1つ選べ」

突然の究極の選択肢

うわぁ〜どうしよう。。?

と考えながらまずくにおくんの大運動会を外した

これはめちゃくちゃ面白かったが、友達が数人持っていたので、うまくいけば借りられるという算段があったからだ。

次に、ドラキュラくんを外した。

これは一度借りてクリアをしたことがあるからだ

そして残ったロックマン3を選んだ。

父「一番面白くなさそうなやつにしたな

俺「いやロックマンは面白いよ!一緒に2やったじゃん!あの続きなんだよ!?」

父「運動会が一番面白そうだけどなぁ

俺「運動会は友達から借りるからいいの!」

ロックマンを否定された僕は買ってもらう立場というのを忘れて何故か半ギレ状態で言っていた。

父「でもまぁお前がこれって言うなら買うよ

と言って買ってくれた。

このロックマン3を選んだのは僕の人生の中でもNo.1に入るくらいのベストな選択になる。

何故なら

大運動会に父がハマりにハマり、結局4人専用のマルチタップとコントローラ、そして大運動会のソフトを買うことになる。

ある学校の帰り道、道端に黒い物体が草むらにあった。寺内くん(同級生)はうんこかと思ってスルーしたのだが、よく見るとそれがこのぼくドラキュラくんだったのである。

そう!結果3本全て手に入ったのである!

これは人生で間違いなくベストな選択だっただろう。

注)ここからが本題です。

悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん


悪魔城ドラキュラのスピンオフ作品
悪魔城伝説のドラキュラの息子、ドラキュラくんが魔王ガラモスを倒しに行くというコミカルアクションゲーム。
全体的に明るくポップに、可愛く仕上がっているが、アクションゲームとしては悪魔城シリーズくらい骨太な内容となっていて難易度は少し高い。
ステージクリア後のミニゲームで残機数をたくさん増やせるのでゲームオーバー率は少なくなっている。
ダメージを受けた時に「イテッ」という声のSEが入る

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スプラッターハウスやくにおくんの様に既存のゲームをコミカル化するゲームも増えて来ていたこの時代だが

がんばれゴエモンやツインビーの様なコミカルな作品を作り続けて来たKONAMIの得意分野と言っても過言では無いほどの高クオリティに仕上がっている

各ステージのギミック難易度KONAMIクオリティのBGM従来の悪魔城シリーズの曲のアレンジもあり、ステージクリア後のミニゲームまくってカンカンでは女の子のパンティの色を当てると残機数がアップするという今で言う攻めた内容のミニゲームとなっており今までの悪魔城好きなプレイヤーも飽きさせない仕様になっている。

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※ネタバレ注意!ってほどのことでも無いけど

エンディングではこの様なシーンもありなんとなくワクワクしてしまう

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難易度的にもかなり骨太で、2ステージの時点で初心者殺しと言うほどでも無いが、初見はかなりやられる。

ただやられる場所がキッズのみんなが大好きなジェットコースターステージになっている。

高めの難易度にも関わらずスピード感あって飽きさせない仕様ステージ後のミニゲームで残機数をたんまり稼いでいる為、従来の悪魔城よりゲームオーバーのシーンを見ることが無いので、プレイヤーが無理だ!難しい!と感じさせることが無い作りになっている。

ステージをクリアするごとにドラキュラ君は新しい必殺技やコウモリに変身できる様になり、アクションも多彩になってくる。

もしかしたらこれが伝説の神ゲー、月下の夜想曲に繋がっているのかもしれない

後半になればなるほど今までも悪魔城くらいの難易度になって来るのでかなり骨太

昔はなんとも思わずプレイしていたが、今考えると

全く違う内容に見えて基本的な操作方法、攻略の仕方などは全く一緒でキャラやギミックの側だけ変えることでここまで違うゲームに見せられると言うこの手法!

ファミコンの時点でここまで高等なテクニックを使って1本のソフトを作り上げると言うのはものすごいと思う。

いやぁしかし、あの時ファミコンハウスの3本のソフトが全て手に入ることになるなんて、夢にも思わなかったなぁ

人生で上位に入る嬉しさ!

え?人生で1番嬉しかったこと?

そりゃもちろんガリガリ君2連続当たりが出たことっしょ!

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