見出し画像

箱型電波受信機とテレビ。

最近、インチキくさいカタカナの言葉が嫌い。でも、結構使う。業界用語的なものはあんまり気にならないんだけども、結構しらない言葉が多くて話がわからなくなりそうだからなのか、それとも「日本語すらまともに知らんくせに、そのおかしな言葉意味わかってんの?」という黒い部分がでてるのか。

略語だと混同するっていうのもある。この前、色々お話きいていたときに、「LTVが〜」という話になって、なんでこの文脈でLoan to Value(借入の安全度をはかったりする指標) が出てくるんだろう、と考え込んでいたら、Life time Value(顧客生涯価値)の略だったりしたこともあって、出来れば日本語でお願いしたい。とくにKPIとかドヤ顔でいわれたときに、昔働いていたダンボール工場で、

敵「くどう君。CSってわかるかな?これを向上させないといけないのだ」

豚「かすたまーさてぃすふぁくしょん の事ですね。そしたらそれ考えましょうかね」

敵「いや、しーえす。だよ。兎に角ね、ここに書いてある事が出来ればしーえすがあがるから。お客様満足するから!(答え出てる)」

なんていう不毛なやりとりを思い出してしまう。

座組とか立て付けとか、逆にあまり使わない日本語をあえてビジネス用語に使う流行りは「うーん」とは思いながらも、こちらは意味が通じるのでありがたい。まあこれは流行りっていうか、使われだして相当立つので定着してるのかなあ。こういう言葉に違和感があるのは、使われる業界によって若干意味合いが異なる言葉は「雰囲気はかっこいいけど伝わりにくい」と感じているから。聞いたときに失笑してしまう自分もいるが、でも「ニュアンスが伝わる」っていうことは凄く大切な事で、そして言葉は生き物なので上手に付き合っていきたいと思うところ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?