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入居準備とお引越し


3月1日 入居日の決定

イベント取材で朝から出かけていたところ、お昼休みに電話があり、入居日が3月20日に決定しました。
思わず会場で「よっしゃ!」と小さくガッツポーズ。
すぐに名古屋の兄に連絡して、20日のお引越しは手伝いに来てもらえるよう予定を調整してもらいました。

3月5日 契約書類の受け取り

再び施設へ訪問して、契約に関する説明を受けて書類をもらいました。
内容は、
・契約書(提出用・控えの2部)
・口座振替の依頼書
・持ち物リスト
・検診や終末医療など各種同意書
・散髪やイベント参加、買い物代行の希望届け書
・部屋の間取り図
・面会、差し入れの注意事項など

あると便利な家具やグッズ情報などもあって親切です。
契約書は基本的にサインを書くだけです。
戸籍抄本や印鑑登録証は不要です。

契約時に必要なものは、
・健康診断書・診療情報提供書
・介護保険被保険者証
・介護保険負担割合証
・後期高齢者医療被保険者証(健康保険者証)
・身体障碍者手帳など

マイナンバーカードは「まだいらない」とおっしゃっていたので、いずれは保険証等の代わりにマイナンバーカードになるのでしょうね。

住所変更は任意なので移動せず。通帳を預けることもありません。
逆に、金品の持ち込みは不可なので、独居の方は後見人をつけて資産管理してもらう必要がありそうです。

あとは淡々と持ち物を準備するだけ。
パジャマや肌着などをぼちぼち買いそろえ、ダイソーやセリアでお名前シールやテープを買ってきて、アイロンで張ったり、ちくちく縫いつけたり。

持ち込む衣類は、パジャマ6組、肌着が半袖・長袖各6枚以上、パンツ8枚以上、靴下8足以上、さらに普段着も6枚ずつ、バスタオルやフェイスタオルも6枚ずつ、とけっこうな量です。施設のお洗濯は業者に依頼し、洗濯物が戻ってくるのは1週間後になるためだそうです。
せっかくだから新調したいけれど、一度に買うと持ち帰れないですし、名前付けも時間がかかるので、ぼちぼち進めていきました。

3月20日 引っ越しと契約

「家具などは先に送ってもいいですよ」と言われましたが、当日、レンタカーを借りて一気にお引越ししました。指定された時間は10時30分。
レンタカー屋さんが9時開店、祝日で道も混んでおりぎりぎりです。
ささっと積荷をして、母をのせて、10時に出発。
到着後は、ロビーで感染症の検査と、問診で30分ほど待機。

待っているあいだ、兄に連帯保証人のサインをしてもらったりしました。私は身元引受人で、世帯が異なる2人分のサインが必要です。
施設によってこのあたりは異なり、高齢になると身寄りがないケースも少なくないので、保証人が不要な施設もあるようです。安くてゆるめのところは待機人数が多いんですって。

検査が終わって、ようやくお部屋へ移動。
ドアの上には、木製の立派な表札がかけられていました。
荷物を片づける間もないまま、
管理栄養士、作業療法士、ケアマネージャーさんなど、スタッフが次々とやってきて、挨拶と説明を受けます。
そうこうするうち、お昼になったので母はランチ会場へ。

私は別室で契約書や同意書を交わして、改めて面会方法などの説明を受けました。
やることのない兄は母の食事に付き添っていたら、おばあさんたちにやたらと話しかけられたそうです。

全ての手続きが終わったあと荷物の片づけをして、2時頃に解散となりました。

3月26日 面会

昨年までは面会は月1回、ロビーのみ、と制限されていましたが、徐々に緩和されています。予約制で11時、14時、14時30分~の1日3枠があり、20分以内ですが、敷地内のお散歩もできます。
お部屋のあるフロアにあがると、母と見知らぬおばあさんが車いすでやってきました。
さっそくお友達ができて、いろいろと教えてもらっているそうです。母がのんびり話している隣で、お友達がしゃべるしゃべる。書道の先生をしていたそうで、今も毎朝、一筆書かれているとのこと。
毎日朝から寝るまでひっきりなしにレクがあって忙しい、と充実しているようでした。

次回は4月3日に姪と面会予定。お花見ができるといいなぁ。


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