懐かしの。

横山光輝三国志を読み返しています。

小4の時に初めて横山光輝三国志を読んでの衝撃。
近所の兄ちゃんが貸してくれなかったら今でも読んではいないだろう。
運命の出会いだったと思う。
それから数十年。
大人になるにつれ、何回読んでも面白く発見がある。

そして人形劇三国志も思い出す。
今から30数年前の話。
人形劇三国志はNHKで大河ドラマと同じ時間45分間放送されていた。

父が三国志にチャンネルを変えてしまうのが子供心にとても嫌だった。
アニメが見れない(サザエさんがその時入っていた)つまらない、という理由だったのだが、
三国志を知ってしまった今では、子供なら仕方ないよねというしかない。

人形劇三国志はその後再放送され、中学生の時は部活をサボってまで見ていた。
芸術だった。
人形の動きもさることながら、
声をあてて下さっていた俳優さん達の素晴らしさ。
出色は言わずと知れた諸葛孔明様の森本レオさん。誰がキャスティングしたんだろう。
透明感と全知全能感と思慮深さと忠義の心が声となって現れている。
本当に神の配置。

曹操の岡本信人さん。
人形なのに色気があるってどうしたことだろう。男の色気がダダ漏れなのだよ、、、
俳優さんってすごいなあと思った初めかもしれない。

張飛のせんだみつおさんもハマってたなあ。
関羽の石橋蓮司さんも素敵だった。
三谷昇さんや松橋登さんも(松橋さんは好き過ぎてオーディオCDまで買った)登場人物が多いので声色を変えて演じられていたのも味があった。
懐かしいなあ、また観たい。
宝くじが当たったらDVDを全て買う。

横山光輝三国志も読み返してもう終盤。
何回読んでも孔明様が亡くなるところで号泣なんだか、今回は劉備が死んでるところで既に涙腺崩壊した。
年齢と共に緩くなる涙腺、、
現在出師表のところ。
果たして秋風五丈原ではどうなることやら。

集中して読んでると家族が騒ぐ。
小4の息子もはまるのかなあとすすめてみたら、意外と残酷なシーンが多くて(首刎ねられるとか流血)無理しなくていいよって言いました苦笑
私は当時何とも思ってなかったわ、どうしたことかね苦笑

物語は終わる時がくる。
読み終わりたくないけど最後は見届けたい。

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