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『ミュシャ』展に行って来た話。

『ミュシャ展』を見にいきました。

チェコ出身の画家・デザイナーです。大衆芸術を目指した人で沢山の人の目に触れるポスターやポストカード、お菓子の缶などに使用されていて、『あぁこのイラストね!』と思う方はたくさんいらっしゃると思います。

地元の美術館で展覧会が開かれたので、嬉々として出かけました。

感想は…素晴らしかったです!浮世絵にも通じる雰囲気やイラストや漫画に近い表現は日本人の好みではないかと思います。もちろん世界中にファンはいますが…特に日本人好みかと…。

アール・ヌーヴォー様式の自然から得たモチーフをふんだんに取り入れ、華やかで繊細で豪華な作品はこのイケオジから作られているとは、信じられませんが、本人も相当オシャレです。

ミュシャ/セルフポートレート

この時代のパリの雰囲気を表しているようでもあります。

そして概要を読んでいて驚いたことは『ポール・ゴーギャン』と知り合ったとありました。

私はゴーギャンが好きです。

美術の専門学校時代に『名画分析』という授業がありました。好きな名画を選びその名画がどんな色で構成されているのか分析して割合を出し、同じ割合の色でパターン作品を作る。というものでした。

この時、選んだのがゴーギャンの『アレアレア』でした。理由はシャガールやモネ、ルノアールはどう考えても色数が多い!数えるの大変!ならば色数が少なそうな作品を選ぼう!と思って選びました。それでも細かく見ると驚くほどの色数でした。ルノアールを選んだ人はどれだけ大変だったのでしょうか…。

好きで選んだわけではなかったのですが、だんだん愛着といいますか、そんな気分が沸いてきて気になる作家になりました。ちょうどそのころ、”日本に最初で最後の大展覧会ゴーギャン!”のような触れ込みで、作品展が開かれ見にいきました。

会場に入って驚きました。思っていた以上の大きな絵。大迫力でした。通常サイズ(何が通常か?)の絵画を想像していたのであまりの大きさにビックリしたのと同時に鳥肌が立ちました!

そんな経験をしていたので、さらにゴーギャンが好きになり今でももう一度展覧会が来ないか心待ちにしています。

なぜ、自分が『ミュシャ』が気になるのか、繋がりました。ゴーギャンの影響も少なからずある気がします。落ち着いた色合いなど…。どちらの作品も色彩が好みです。

原色バキバキの作品も好きですが(蜷川実花さん・岡本太郎さんなど)、アースカラーも落ち着いて好きです。

もう一つ気になったのが”OGATAコレクション蔵”と全ての作品に書き添えてありました。これだけのコレクターが日本にいるとはこれも驚きで少し調べてみました。

40年間ドイツに滞在後2015年に日本に帰国。収集したミュシャの作品1300点を美術館などで企画・開催する会社を設立。

とありました。凄いですね。どんな人なのでしょうか?世界有数のコレクターだそうです。

最近は撮影OK。SNS拡散OK。なことが多いので、写真も撮れて嬉しいです。好きな作品載せます--\(˙<>˙)/--。


左からネスレ・フード/百合/四季『秋』

いろんなところで展覧会が開かれているようなので、お近くの美術館に来た際は見てみてください。

心落ち着きます(❁´◡`❁)。

丁度コンパクトミラーが壊れていて、それを使い続けていたので、グッズ売り場で即決で見つけらコンパクトミラーを買いました。

私にしてはラブリーな絵です(⋈◍>◡<◍)。✧♡

それでは、本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

どなたかのお役に立てます様に。

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