見出し画像

ヨガミニ講座④サマーディ(ヨガのゴール)は2段階ある。

おはようございます。台風が近づく中、復習のためにアーカイブを見て、noteにまとめています。
本日もヨガ哲学のお話です。

アーカイブを見ながら、”こんな箇所あったっけ?”と思い、いかにリアル講座の時に集中していなかったのがわかりました>︿<。


■サマーディ(ヨガのゴール)には2段階ある

まずは、再度サマーディとは何か?ということです。
以前も投稿しましたが、サマーディとは八支則(ヨガのプロセス)の最終到達地点です。悟りとか解脱とか三昧といいます。
ほぼ、スピリチュアル的な世界といいますか、個人的には若干怖さも感じます。この段階のサマーディは止滅(ニローダ)の状態です。

その前にもう一段階あります。それがエカーグラ(ゆったりとした集中)です。これも以前投稿しました。
ニローダよりも現実的なエカーグラの状態を目指しましょう。というのもこの講座の目的でもあると解釈しています。

■対象のあるサマーディ

「対象のあるサマーディ」がエカーグラ(ゆったりとした集中)の状態になります。対象とは何か?ですが①熟考②考察➂歓喜④私(自我)。これらをさします。
熟考とは物的対象をチョイスした時に使います。たとえば、ぬいぐるみでも、スマホでも物に集中して瞑想するとかです。
考察とは目に見えない物に集中して瞑想する。たとえば呼吸とかです。
歓喜とは時間の経過に伴い心地よさを感じる。たとえば瞑想をしていて、時間がたつごとに心地良さを感じてくる。
私(自我)とは私ですらなくなる感覚です。
日本語で「有想三昧(うそうざんまい)」と言います。

日常生活ではこのエカーグラ(ゆったりとした集中)が出来る様になると、心が安定して穏やかに暮らせそうです。
たぶん、”今の目の前にある事に集中する”とこの状態になれるのではないかと思います。
出来そうで出来ない…。でも出来る様になりたい。( ̄▽ ̄)"

■対象を超越したサマーディ

対象のあるサマーディからさらに深まると「対象を超越したサマーディ」になります。いわゆる「無」というものです。止滅(ニローダ)の状態です。

ただ、一つ「潜在印象(サンスカーラ)」のみが残ります。
潜在印象とは過去の記憶や子供の頃を思い出そうと思っても中々思い出せないような、心の深いところに眠っている記憶の事をいいます。取り扱い不可能な所です。

エカーグラが集中でニローダが没頭というような感じでしょうか。

■サマーディに近づくためには?

サマーディに近づくために必要なものは
①信念(シュラッダー)②情熱(ヴィーリャ)➂記憶(スムルティ)④対象のあるサマーディ⑤叡智(ブラジュニャー)を通じて得られると書かれています。

ここで大事なのは①の信念(シュラッダー)だと教わりました。

ヨガを成功させる(サマーディへの到達)第一条件は必ず実を結ぶだろうという信念を持つこと。
※ヨガでなくてもですね。

信念とは恐れや不安を感じる暇がないほど、自分や大切な人を信じる気持ち

なるほどです。なぜ私がエカーグラ状態を得られないかは、こういう事ですね。常に不安や恐れを抱いているので…。さらに、あまり自分や人を心から信じていない。となると、程遠いですね。(;´д`)ゞ
ですが、目の前の事には最近集中できる事が多くなったので、少しは前進しているかもしれません。このnoteの投稿を毎日していることも役立っています。文章を書くこともCanvaで色々制作する事も好きなので、集中出来ます。OHー!そういう事¯\(°_o)/¯。好きは集中になる。今更の気づき。

■まとめ

◆心を何かしらの対象に集中させた結果、サマーディは起こる
◆深いサマーディを体験するためには、信念が必要
◆自分や相手を強く信じる気持ちがヨガを成功に導く手段

こうやって文章にすると難しく感じますが、シンプルな事や身近な事ばかりですね。シンプルな事程大切で難しい。
またまた、こうやって復習して投稿する事で、理解が深まりました。
どなたかも、そう思ってくれると嬉しいです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?