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アーサナの意味

おはようございます。今回はヨガでいうアーサナ(坐法)について投稿します。アーサナとはポーズの事です。ヨガされている方はご存じだと思いますが、アーサナの意味を書いていきます。


アーサナの意味

ヨガ・スートラではアーサナは安定して、快適な姿勢をとること
と書かれています。195説明がある中で、アーサナの記述はたったの3つだけです。

3つとは①アーサナの定義②アーサナのやり方➂アーサナの効果です。

アーサナの定義

アーサナは安定して快適なものでなければならないと記述されていると、書きました。これはアーサナ(ポーズ)をとっている時に自分が今、安定して快適な状態なのかを考えながら行うという事です。
これが本来のアーサナの意味です。
カッコいいポーズをとろうとか、人が出来ているから自分も同じようにしようとか。鏡に映る自分ではなく心で安定し快適かを追求します。

アーサナのやり方

ヨガ・スートラには弛緩に努め無限になるものに瞑想することによってアーサナは修得される。とあります。

アーサナは体を動かしていますが、瞑想です。外の世界ではなく内側の世界に意識を向ける。外の世界は変化の動きが著しいので、内側の変化のない世界に意識を向けていくのがアーサナのやり方です。

アーサナの効果

ヨガ・スートラでは以後その者は、二極の対立によって乱されることがない。と書かれています。
アーサナをする事で体も柔らかくなるし、健康にもなりますが「二極の対立」が本当の効果です。

人が悩むのはだいたい、二極の間です。二極とは”好き・嫌い”などです。二極化により心が乱れます。
ヨガのアーサナをきちんと行う事で二極化から離れられ、心が乱れなくなります。

何か苦しい事が起きると、心理学や哲学にたよりがちですが、ヨガではアーサナをしていれば大丈夫だといっています。
体を動かす事が基本だと先生は言っていました。(同感です。)\^o^/

まとめ

ヨガの中(アシュタンガ・ヨガ)の基礎で土台になっているのが、前回書いたヤマ(禁戒)ニヤマ(歓戒)です。
まずはヤマ・ニヤマを考えながら行動や発言・心の中を整え、アーサナで安定していて快適なポーズを探す。

アーサナ(坐法)ですが坐法とある通り、座った時にお尻の安定・手足の快適な場所・背筋を伸ばし・アゴを軽く引き・呼吸をする。と忙しい合間でも整える事ができます。

座っていても、ポーズをとっていても、自分の心と体が安定して快適な場所を探してください。これがアーサナです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どなたかのお役に立てます様に。

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