長い夜

事務的な話も終わり、
入院準備を済ませて病室へ戻ると。
あとは眠っているダンナ氏の隣に座っているだけ。

思いの外静かな救急病棟だが
その分モニターのアラームとか響きまくって、
何だかいたたまれない。

基本、ナースステーションでチェックしてるので、
アラーム鳴っても異常値じゃなければ見に来ない様だ。

初日は様子もわからず、
焦ってすぐナースコールしてしまって気まずくなったり…

だって、
何時何があってもおかしくないって言われてるんだもの、
焦るでしょ…

しゃっくりで反応しちゃうんですよね~
と、アラーム止めながら看護師さんが言うけど、
なかなかしゃっくりが治まらず。

時折口パクしたりして苦しいのかなඉ_ඉと思ったり
しゃっくりで体仰け反ったりしながら夜を迎え…

アラームを止めに来たタイミングで、
しゃっくりがなかなか止まらないんです…と相談すると
暫くして夜勤の担当医が来て。

アラームが鳴ってしまうので少し処置をしますね。
と言われ、ロビーで待つ。

長い…
そんなに時間かかる感じじゃなかったのに…

その間看護師が、
今処置してるので待っててと伝えに来て

30分くらい待ったのかな
感覚的にはもっと長かったけど…

先生がロビーに来て
熱が高く、悪寒で震えていたので
取り急ぎ処置をしたと言った後、
現状かなり厳しい状態である事を改めて話し出した。

・自発呼吸は極僅かで、何とか人工呼吸器で保たれている
・脳幹出血で範囲も広がっていて、すでに黒目が開いているので意識回復は難しい
・このままだと心臓や腎臓などに負担かかってくるので、生命も危うい

なるべくそばにいて、声をかけてあげて下さい。

病室に戻ると
また涙が溢れてくる( ꈨຶ ꎁ ꈨຶ )

なんか、いっぱい話したけど
何言ったか覚えてない。

暫く様子を見ていた先生だが
あまりに泣き止まないので…

今は落ち着いてるので、と言って
戻っていった。

泣いても泣いても
涙止まらず…( ߹𖥦߹ )

初日からこんなで、
どうするんだ…






応援して頂けたら、泣いて喜びます"(ノ*>∀<)ノ