ホントに、逝っちゃったんだね...

暫く休んでしまったし、記録しておかなきゃ…
て、タイトル入力したら
スマホの時計が22:32を表示してた

あっという間に初七日を迎えようとしていて

けれど、まだ受け入れがたくて
毎日泣いていた

25日は
ダンナ氏の唯一のお友達が、
仕事を休んで逢いに来てくれた

第二の父みたいな存在だったと
むっちゃ泣いてくれた

私と出逢う前のダンナ氏を
傍で見ていてくれた彼

実家の石川に帰り
中々逢う事は出来なかったけれど、

一度だけ平塚に遊びに来てくれて
その時のダンナ氏はとても楽しそうで、
だいぶ酔っ払っていた

人付き合いが苦手だったけれど、

人懐っこく頼ってくれたのが
きっと嬉しかったんじゃないかな…

遺体を見ても
その顔は寝ている時と何ら変わらず、

まだ起き出すんじゃないか、と
思ってしまう…

もう目覚める事のないダンナ氏を前に
ふたりで一頻り泣いた

彼は、
夜行バスの時間まで
思い出の場所を巡ると言って

寄ったお店で
かつての「いつものメニュー」を食べ
写真を撮って送ってくれた。

ビールは2杯
ダンナ氏の分も、頼んでくれた。

28日の火葬を翌日に控え
昨日は手紙を書いた。

書かなきゃ、と思いながらも
ストックのレターセットがなくて

買いに行かなきゃ…
けど、胸が苦しくてちゃんと書く自信が無い…

レターセットを買いに出ながら、
近所の居酒屋さんに寄った

誰かに話を聞いて欲しくて

せめて最期に、
一緒に呑んだ気分を味わわせてあげたくて

主人が亡くなった事を伝えると
お元気そうだったのに…と驚かれたが

小さなお店で
お客さんも他に居なかったのもあり、

静かに話を聞いてくれた。

料理が揃うと、

「旦那さんに、うちから…」と
ハイボールを用意して下さった。

棺に納める用に写真を撮り
もくもくと料理を頂いた。

やっと気持ちも落ち着いて
お礼を伝えて帰宅すると

最期の手紙を何時間もかけて、書いた。

28日11時前
火葬場に着いた。

丁度ダンナ氏の入った棺が到着した様だった。

すぐに案内され、
時間まで最期のお別れをなさって下さいと
担当の男性が言った

散々泣き尽くしたつもりだったのに
まだ涙が溢れる

市の運営の火葬場で
他にも火葬待ちの親族方がいたのだが

私だけ
わんわんと泣いていた。

誕生日にプレゼントしたTシャツや
お酒におつまみ、お花と

夕べ一生懸命書いた手紙を棺に納めた。

時間が来て

お焼香して棺の蓋を閉め、
炉へ向かう。

葬儀社で用意して下さった花束は
棺の上に置き

簡単な説明の後
ダンナ氏は炉に入れられて
扉が閉まる。

スイッチが入れられ
また哀しみが込み上げた。

1時間半弱で
火葬が終わった。

係の男性が呼びに来て
炉の前に行くと

炉の扉が開き
遺骨となったダンナ氏が…

堪えきれず
収骨場でひたすら泣いた

声がとても響いて、

けれど
そんなんお構いなしに
号泣した、

しっかりしていて
お骨の量が多いので、と

ある程度納めると
係の方が残りをきれいに納めて下さった。

骨壷に入り
箱に収められ、手渡されたが

すごく重くて

ダンナ氏、重いよ…と思いながら
また込み上げて来た。

お清めの塩を頂き
係の方にお礼を伝える言葉も
絞り出してやっとくらいで

最寄りのバス停まで
遺骨を抱えて、
えぐえぐ泣きながら、歩いた。

何とか無事に
ダンナ氏を連れ帰る事ができ、

かわいがってたお魚さんの隣に、
遺骨を置いた。

お線香を炊くと
ふわっと香り立って、

ダンナ氏がそこにいる様な感覚になった。

本当に、本当に
逝ってしまったんだね…

もう、
触れる事はできないんだね…





応援して頂けたら、泣いて喜びます"(ノ*>∀<)ノ