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【海外移住準備2】ビザの種類と国の比較検討

前回の海外移住準備1で書いたのは「なぜポルトガルに移住したか?」の動機に関する部分でしたが、そこに至るには、一応他国も検討したのでその内容を書いておこうと思います。

ビザの種類

結局、どこの国に行きたい!と言う前にまずは「どこの国なら行けるか」と言う話になるのですが、基本的に超お金持ちの人なら選択肢はかなりあると思います。(不動産ビザなど)

でも、そうではない人の場合はこんな感じの手段になるかと思います。(30歳以下の人はワーキングホリデービザを使えば良いと思うのでそれを超えてしまった大人向け情報です)

  1. 学生ビザ

  2. リタイアメントビザ(年金受給者向け)

  3. ガーディアンビザ(子連れ限定。オーストラリアやニュージーランドの保護者ビザ。しかも保護者は1人まで)

  4. 起業家向け、エンジニア向け、特別な技能を持つ人向けなどのビザ(意外と各国出している)

色んなビザを見てみた上で、自分の今の状況や目的にフィットするものはどれか考え、その上でどこの国にするか初めて考えられる。と思う一方で「どうしてもこの国に行きたいー!」というところから必死にその国に行く方法を考えるというのもある。というか、結局それくらいの情熱が移住には必要なのかなと今は思います。(それくらい大変だった…)

アジアはどうか?

で、先ずはご近所だし、あたたかいし、物価もそんなに高くない(シンガポールは別か)アジアの国々はどうかなと見てみました。

マレーシアやタイ、シンガポールなどの国がアジアでは移住先として有名かと思うのですが、夫的にはヨーロッパ(というか、ポルトガル)に住みたい気持ちが強く、最初から全然眼中に無かったので少し調べた段階で終わってしまったのであまり参考になる情報は持っていないのですが、一応触れておきます。

マレーシアに関しては、「マレーシア MM2H」などで検索するとかなり色んな情報(エージェント情報なども。そちらのビジネスも盛んな様子)が出てくるかと思います。私もマレーシアを一人旅したことがあるのですが、その時に食べ物も美味しくて人も優しくて、何より気候も温暖なので住み良さそうだなぁなんて思っていました。(寒いのが苦手な私…)今は子供の教育環境として、マレーシアのインターナショナルスクールなどを考える方も多いみたいです。

ただ、上の子供が、タイ料理が苦手なこともあり、夫の考え云々は抜きにしても難しいなと思いました。私は東南アジアの料理大好きなのですが…上の子の妊娠中にトムヤムクンヌードルばっかり食べていたのになぁ。

結局早い段階で候補から外れたアジアの国々でした。でもアジアに思いを馳せてみた結果、「毎日の基本となる食が合うかは重要だな…」と考えるようになったのでした。

オーストラリア、ニュージーランド

コロナで国境が閉ざされ始めてしまう直前に家族で旅していたのがオーストラリアでした。(2019年の年末から2020年の年始まで)すごく暮らしやすい印象を持ちましたし、何より英語の国なので街を歩いていても基本的に「読める、読めるぞ!」という感じなので助かります。いや、そんなに英語できないけれど、シンハラ語(スリランカ)などと比べたら圧倒的に、読める。

物価は日本と比べてもお高めですが、子供に優しい国だと思います。公園のクオリティも高いし、レストランにはだいたい「お子様メニュー」があるし。清潔だし、エアビーでの旅にすごく適していました。

そして、季節が日本と逆なのも良いなぁと。寒い日本を抜け出して真夏!というのが魅力的。そして、何より、日本からの時差が殆どないのもリモートワークを考えると惹かれる要素。

なので、オーストラリアとニュージーランドについても少し調べてみました。その中では(上の方にも書いた)「ガーディアンビザ」が特徴的だなと思いました。

あとは、オーストラリアが求める技能を持っている人向けビザとか、学生ビザで入ってそのまま延長できるビザとか…もうこの辺りは色んな制度がありそうですし、エージェントも山ほどある。

ただ、この二つの国はコロナ禍に於いてものすごく厳しい入国制限をしていた国だったので、家族で移住とか論外…と早々と消えました。(今は少し解放されつつあるのかなと思いますが)

ヨーロッパ

で、最後の本命ヨーロッパです。ポルトガルの詳細は次に書くとして、他の国について書いていきます。

ビザの取りやすい国としてはこんな辺りの国がありました。

  • ジョージア🇬🇪

  • エストニア🇪🇪

  • クロアチア🇭🇷

ジョージアは、ノマドワーカー界隈ではもう
かなり有名なのかなと思います。日本人だというだけで1年(360日)は無条件でビザが発行される。こちらも調べたら山ほど情報が出てきました。子連れで移住している方の情報なども出てきました。

エストニアは、言わずと知れたIT先進国。skypeもエストニア発祥。こちらは「デジタルノマドビザ」というものを発行していて、これを取得したら1年は滞在できるといいます。しかも、さすがはIT先進国だけあって、スピードが早い。在日本エストニア大使館をはじめ、各公共機関に問い合わせのメールなどをすると、まず自動返信で「1週間以内には返信します」というようなメッセージが届き、実際に1週間以内には返信が来る!

しかも、ビザの申請もスピーディーだといわれました。移住を予定している時期を伝えると「1ヶ月以内には発行できるから、もっと近くなったら申請してね」的なことを言われました。驚き。(そんな良い条件の国への移住をなぜ辞めたかは後でまとめて書きます)

そして、クロアチア。こちらにもノマドビザがあるというので「ドブロブニクの赤い屋根の街はいつか行ってみたい!」と思っていた私は調べてみました。

こちらも1年間有効のビザが比較的スムーズに手に入りそうでした。住むならザグレブが良いのかなぁなどと妄想を膨らませていました。こちらも大使館に問い合わせたところすごく親切な対応を受けて、そういう部分も魅力的でした。

(ちなみにジョージア大使館は問い合わせをしていないので分からないだけで、きっと良い感じだと思います…在日本ジョージア大使館の方のTwitterを見ている限り、きっとそうだと思うという想像だけですが…)

なぜ、この3カ国は検討から外れたのか?

結局、ポルトガルのビザを頑張って取ろうということに目標を定めたのですが、この3カ国を検討のテーブルから外したのには、以下の5つが影響しています。

  1. 気候

  2. 安全

  3. 食事

  4. 言語

  5. 子供の教育環境

と、書いていこうかと思ったのですが、長くなってしまったので、この詳細は次に書きたいと思います。




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