演者視点で見るサブスクとか
最近Twitterなどでサブスクについての意見を書かれている方を見かけるので便乗して思ったこと。
あくまで個人的見解です。
サブスク
これは音楽に限らず広がってきているので仕方のない時代の流れなのかなと感じています。
特に音楽や映画のサブスク化は進んでるのかもしれないけど。
でも、なんでこうなった?
月額制というものは以前からあったけど、
どういう流れでサブスクが流行ってるのか気になる。
てことで調べたら大きく2つ
●インターネット、スマホの普及で電子上のみでのやりとりが可能になった
●所有欲が減っている(物を所有したくても買えない層が増えた、シェアリングを好む傾向)
らしいです。
日本で流行したきっかけは、
ドコモのパケ放題とか?!
データのパケ放題が、
こんな風に派生していくんだね?
でも確かに私も「物」よりも「体験」にお金を使いたいなぁと最近思うようになったかもしれません。旅行とか。
でも、それは長生き願望のない自分特有のものだと思ってた笑
メリット・デメリット
サブスク、
これによるメリットもあれば、
デメリットもあると思います。
音楽制作者から見たメリットは
世界中の色んな人に聞いてもらえるチャンス、買ってもらえるチャンスが誰にでもあること。
また、たくさん聴かれた使われた場合は、その分、僅かずつながらに収入とすることができること。CDを作るよりも気軽にリリースもできる。副業でもできますね。
デメリットは、CDを買ってもらうよりも断然収入が少なくなるということ。
また、1曲1曲が使い捨てのように蔑ろにされている感も少し感じてしまうよね。
今までCDでの売上を大きく上げていたメジャーのアーティストさんほど特に許し難い現象なのかもしれません。
ただ、サブスクにしてもYouTubeにしても、飛び抜けてよく聞かれているとしたら、その収益はものすごいことになる。
格差がより拡大していると思うのです。
世界的に人気のあるアーティストはさらに稼ぎ、そこまでではないアーティストはほとんど収益があげられないという状態に陥る…。
メリットかデメリットかわからないけど、メジャーとインディーズの、活動できる範囲の境目が曖昧になっているのかなとも思います。
よく言えば実力主義(人の興味を引くという意味で)。
バズったもん勝ちなのかな。
あと、プラットフォームのシステム次第で「おすすめ」に出てきやすいとか、アクセスしやすいとか、そういうので見られやすいかそうでないかが変わってくるらしいので、それもかなり影響する気もします。
どうしたらみんなwinwinwinになれるのかな
サブスクとは少し話がズレるけど、
音楽をやる者としては「曲を売る」と「Liveをする」が大きくメインの活動になるのですが、
Liveをした時のチャージバックも、普通の仕事やバイトから考えると、とてつもなく少ないのです。最低賃金どころじゃない…。
むしろ、撮影やVJスタッフさんの方がギャラが高いくらいです💦
だから物販でそこを補ったりするのだけど。
どういう仕組みになったら、
みんなハッピーになれるんだろう??って
いつも思います…(●´ω`●)
企業相手に、楽曲提供とか提携とか何かしら取引できたらいいんだろうけどなぁ。。。
やはり、その辺はメジャーの方が強いんだろうなぁ。
メジャーとインディーズ
今どきのメジャーとインディーズの違いといえば、、何だろう??って考えたら、
アーティストにかけられる予算と宣伝力?!
なのかな。
予算がかけられる分、スタッフさんが多いので、販売宣伝運営周りのことはアーティストはしなくて良いし、スキルのあるその道のプロたちによって作られ進められていくのだろうと思います。
また企業と提携しやすいとか、流通の効率、楽曲使用料の分配方法も異なるらしいので、そういう大きな違いはまだまだあるのかも。
(あまりその辺のこと詳しくない…)
「Live」や「楽曲販売」以外の部分でなんとかしないといけないというのが現状なのかな。
サポート大変ありがたいです(*ノωノ)☆彡