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『サヨナラだけが人生だ』を独自訳してみた
勧君金屈巵 まぁ、呑めや
満酌不須辞 今日は無礼講だろ?
花発多風雨 お互い生きてりゃいつかは死ぬさ
人生足別離 せいぜい風邪引くなよ
おしまい。
たまたま入った喫茶店で、
井伏鱒二が訳した上の漢詩が飾ってあったんだけど、
3行目の比喩の位置付けがよく分かんなかった。
3行目と4行目は意味するところは同じで、
どちらかの行を抜いても詩としては成立するからだ。
鱒二は「花に嵐の喩えもあるぞ」と訳してたけど、
おおよそ意味するところは「カタチある関係というのはいつかは破綻するよね」っていう意味でいいんだと思う
この詩は恐らく、親しかった2人が戦争やら旅やらで
今生の別れをするときに書かれたものなんだろうと思う。
酒の席の言葉遣いがよく似合う内容なのに、
わざわざ詩に落とし込む必要あったのかな❓
詩のコトバというのは、
どこまでも仮想的で役に立たないというのに。
明けましておめでとうございます㊗️
今年もステキな1年を‼️
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