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それって


タイアップしてきたアニメのお陰もあり
私には海外のフォロワーの方が多い。
ていうかなんならInstagramのフォロワーの過半数は海外からだ。

海外のファンの皆んなは、これでもかというほどに毎日愛のメッセージを送ってきてくれる。

彼らの母国語で送ってきてくれる事もあれば
私が読めるようにと一生懸命日本語で伝えてくれる事もある。

「翻訳アプリを使っています。日本語が変だったらごめんなさい。」
そういった一言まで添えて伝えてくれる人たちも沢山いる。


大丈夫だよ。
ちゃんと伝わってるから。


いつもそう思う。

それなのにたまに、
そういった海外の人たちが一生懸命に綴ってくれた日本語を揶揄するような表現をする人がいる。

彼らにとってはただの「翻訳アプリっぽい日本語」というジョークのつもりなのかもしれないけれど
その"ジョーク"が生まれた背景に、違う言語圏の人たちの存在は一切無いと、果たして彼らは言い切れるのだろうか。


なんだか凄く差別的な気がして、許せないなと思ってしまう。

翻訳アプリを使ってまで私たちの母国語で愛を伝えてくれるなんて、本当に尊い事なのに。
むしろ感謝するべき事なのに。



ほんとね、そういうのを見るとやるせなくて悔しくて、苦しくなるんだよ。


だって第一線で活躍してる人でもそういう事する人全然いるんだもん。
海外の視聴者が多いシーンでもそういう文章を使って笑いを取ろうとしている姿勢を見かけたりした事もある。
そしてそれに対して笑い盛り上がる母国語が日本語である人たち。

それを見て、彼らに精一杯の日本語で語りかけてたファンの人たちがどう思うか、考えたことはあるのだろうか。


自分たちが今なんとなく面白くて、身内で笑いが取れればそれでいいんだろうか。


生きてると、なんだか悲しいなと思う事が多い。

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