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よくわかんない。

なんで本読んでんのか、よくわかってない。
でも、多分、自分が楽しいから読んでる。

本を読み始めたきっかけってのは、よく覚えてない。
でも、家に絵本はあった。親も偏りはありつつも本は読んでたのでお家に活字本はあった。
図書館もちょこちょこは行ってた気がする。

ただ、歴史の本や、伝記を読んでたと思う。
なんか、歴史の人物を紹介するビジュアル本があって、それが楽しくて、めっちゃ延滞した記憶有る。
学習漫画も。世界、日本、中国、各個人、気になったやつを読み漁ってた。
個人伝記は、音楽家のものに嵌ってた。バッハとか、ドヴォルザークとかね。
あと、家に家庭の医学の本があったのでそれも眺めていた。男の子のたまたまが片方ない症例の写真があった。自分がかかったことのある病気についての文章を読んで、その時は知らなかった大変さが染みた。
中学、高校と、部活にびったり浸かっていたので、革新的なことはせず、上記のジャンルを読み漁っていた。
だけど、小説は読んだ記憶が全くと言っていいほどない。ほんとになんも覚えていない。一切読んでないってことは、無いはずなんだけれどもなあ。
読書感想文、書いたことない。

多分、大学が転機だと思う。
電車の移動がそこそこ長くって、暇つぶしで携帯みててもゆっくりできなくて、んじゃあ本でも読むかなあ、ってなった。
もともとじっとするのは相当に苦手だったんで、何かをじっとみてないと、そわそわし続けてしまう。
大学図書館が大きかったので、自分の気分に合う本がすいすい選びやすかったってのがある。
歴史の本とかやっぱ多かったけど、小説も読むようになった。長篇・短篇ふくめてね。


いろいろぐるぐる考えたりしてみて、自分は、本好き、とか、読書家、とか、本の虫、とは到底言えないタイプの人間で、じゃあ、なんで本読むのかなあって考えた時に、開けば自分にとって有意義な時間が作れる、ということが分かったなあって。知らなかったことに触れられる・知ってたこととピコンとつながってくる、ということが愉快だなあって。そんで、ぼんぼん手に取ったりするようになったんだな。
純粋に好奇心を満たすためのツールとしての本。

こうやってアウトプットしようと思うと、頭の中で、何気ないことがふっと構築されてっていいね。

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