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男は黙って膝小僧


最近のインスタ、カップルしか出てこなくて死ぬ。やっぱ24歳だから?エンジョイしてて然るべきだから?って思ったら普通にゴールデンウィークだった。


私と言えば、帰省した実家でゴロゴロしながらなるべくキスシーンが多そうな今期のドラマ漁ってTverで追っかけたり、ラーメン食ったりしてましたね。


あと忘れちゃいけないのが、小1の時から成長を見守ってた5個下の男の子が、最高の出来上がりで成長してて感動するなどした。


父上の車で10時間かけて東京に帰る日、マンション下で一回沼にでも埋まったんかみたいな格好して荷台に荷物積んでたら、バスケットボールつきながらイケメン帰ってきた。それが確実にそうだった。


元々近所に住んでて、10年前に同じ新築マンションに引っ越した子です。小6の時、【お姉ちゃんは腕を引っ張ったらおならが出ます】っていう設定で小1軍団と一緒に下校したら家まで引っ張ってもらえるっていうくそみたいなライフハック発見したんだけど、その小1軍団の中に彼がいました。


神木隆之介(仮名)くん。当時から出来上がってたからジャニーズ入った時のために名前もしっかり覚えてた。全然、小学校卒業してから一回も話してないけど。



あれがもう19歳かあ。成人かあ。イケメンだしどうせ彼女とゴールデンウィークに行ったカフェとか上げてるんだろうなインスタに。つらい。




まあ全然良いけどね。GW全然楽しかったけど。別に私も引っ張りだこだったから。父方とか母方とかに。



帰省すると乳とか足とか出さなくても大人気を感じられるから良いよね。私を目に入れても痛くない親戚が「世の中の男は見る目がない!」って言ってくれるから定期的に帰りたい。


ちゃんと一歩引いて見れば腹回りの脂肪とか二重顎とか貧血とか腐った根性とか色々直すとこあるのに、血の繋がり型灯台下暗し。というか目の中にまで入ってるししょうがないか。


あと、私だって乳とか足とか出してれば渋谷とか新宿で適度に声かけられるけどね!!繁華街で見るからにいけそうな女に声かけるナンパ師だけは見る目あるみたいでつらい。




ただ母上だけは全力で不安そうで、最近と言えば、「彼氏できないの?」が「結婚できないの?」に変わりました。これは確実に24歳だから。ゴールデンウィークだからじゃない。娘の精神的体内時計は小学校6年生の時から止まってるのに母親のぼやきは年齢に応じてレベルアップしてる。死にたい。




最終日はお下がりのズボン裾上げしてました。


裾上げできるのにモテない女この世の中で私くらいで泣ける。

ということは、街中歩いてるズボン引きずってるイケメンには彼女がいないはずだから、出会ったら手当たり次第に声かけてみようかな。下北沢とか大量にいるだろ。「すみません、裾上げましょうか?」つって。









やめよう。


「いや、ファッションなんで(笑)」って言われそうだからやめよう。

そもそもイケメンって全部の語尾に(笑)がついてて怖いから一生口きかないって決めたんだった。危ない。自分を見失うところだった。繰り返してください。例え引きずってるズボンの裾に犬のうんこついててもイケメンには話しかけない。はい!


「「「ズボンの裾に犬のうんこついてるイケメンには話しかけない!」」」


改めると至って当たり前です。





あとは昨日、裾上げの前に貧血治すために帰ってきてすぐ病院行ったんだけど、普通に雨だった。

雨の中本当によく行ったと思う。傘が苦手すぎる。忘れるし濡れるし。忘れないように1日持ってるだけで精神力が永遠に削られる。もうこれたぶん傘も私のこと苦手だよ。


ここで昨日起こった涼を感じられるお話を一つ。そんなんしなくても最近寒いけど。



昨日、日曜日、ゴールデンウィーク最終日のことです。


日曜もやってる少し遠いクリニックから、雨なのでバスに乗って帰った。乗車時間は約10分。そして最寄りのバス停で降り、家に向かおうとしていた。



事件はここで起こる。

私といえば傘を持つ日はいつも、肘の内側に傘の持つところ引っ掛けて歩いているのだが、バスを降りて数歩、右手の肘に傘が引っかかっていないことに気付いたのだ。

「久しぶりにやったな」と、立ち止まってここまでの行動を振り返る私。しかし、いつもと違う感覚があった。どうも忘れたようには思えなかったのだ。


中途半端な昼時で閑散としていたバスはガラ空きだった。そんな中、2人席に1人で座っていたため、席に傘を忘れた可能性は十分にある。


そういえばバスを降りる時、いつもは一度振り返って忘れ物がないか確認するのに、今日だけは確認していなかった。ただどうしても、傘を忘れてはいないような気がする。


記憶と事実の矛盾。ものすごい違和感が私を襲う。一方で、手元に傘がないという事実に、見覚えのある不安と焦りは掻き立てられていた。

ちなみにこの間、約7秒程度。そして恐ろしいことに気付く。






私は、左手で傘をさしていた。






お分かり頂けただろうか?いや、頂けないだろ。


これ、本当にあった怖い話。まじで鳥肌立った。怖すぎてさしてた傘投げ捨てそうになった。


ちなみに最近、傘嫌いで良かったーって思うこともあったんだけどね。詳しくは、何を言ってよくて何が言っちゃダメなのか分かってないネットリテラシー初習の私に直接聞いてください。





公にできるような面白いことを探しながら生きてるんだけど、意外と少なくて困ってる。一方、今回の帰省で妹子が広島に帰る始発新幹線の自由席車両に乗ったら、ずっと真隣でニワトリ鳴いてたらしい。意味わからんすぎ。


変な報告を変なテンションでしてくる女


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